平成24年度 秋期 午前 問17
ソフトウェア
プログラム実行時の主記憶管理に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア主記憶の空き領域を結合して一つの連続した領域にすることを,可変区画方式という。
- イプログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度使用可能にすることを,ガーベジコレクションという。
- ウプログラムの実行中に主記憶内でモジュールの格納位置を移動させることを,動的リンキングという。
- エプログラムの実行中に必要になった時点でモジュールをロードすることを,動的再配置という。
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✓ これが正解イプログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度使用可能にすることを,ガーベジコレクションという。
解説
動作と名前の対応表を作ると見抜けます。
四つの記述は、どれも動作の説明に用語の名前を組にした形になっています。ですから、自分で正しい対応表を書き出してから当てはめると、どこで名前が差し替えられているかが一目で分かります。正解になるのは、使い終わったヒープ領域を集めて再び使えるようにする働きをガーベジコレクションと呼ぶ、という組合せです。ヒープというのは、プログラムが走っている最中に必要なだけ確保しておく領域のことで、確保と解放を繰り返すうちに、もう誰も参照していない塊が散らばって残ります。それを拾い集めて空き領域に戻す仕組みが、ごみ集めという名前で呼ばれているわけです。表に並べるべき動作は四つあります。使われなくなった領域を回収する働き、散らばった空きを寄せて一つながりにする働き、走っている最中に置き場所を移す働き、そして必要になった時点で外部にある部品を結び付けて読み込む働きです。この四つと四つの名前を正しく結び直せば、残りの記述が別の働きの説明を借りてきたものだと分かります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア主記憶の空き領域を結合して一つの連続した…:述べられている動作そのものは実在しますが、それを指す名前はメモリコンパクションです。組にされているほうは、区画の大きさを走らせるプログラムに合わせて決める割当ての方式を指す言葉で、寄せ集める動作ではありません。
- ウプログラムの実行中に主記憶内でモジュール…:走っている最中に置き場所を移し替える働きに付く名前は、こちらではありません。設問の中でもう一つの記述と名前を交換した形になっているので、片方に気づいたら残る一つも必ず疑ってください。
- エプログラムの実行中に必要になった時点でモ…:必要になった時点で部品を読み込んで結び付ける働きに付く名前は、こちらではありません。直前の記述と名前が互いに入れ替わっており、二つ一組で仕掛けられた差し替えです。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問17
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