平成24年度 秋期 午前 問71
ビジネスインダストリ
スマートコミュニティの特徴
我が国における,社会システムとしてのスマートコミュニティの特徴はどれか。
- ア医療データの保存に関して従来手書きであったカルテが電子媒体に記録される。
- イ国民の個人情報を登録しておくことで,転入や転出手続などの行政サービスを簡略化できる。
- ウ再生可能エネルギーを地域内で有効活用するために,各家庭やオフィス,交通機関など地域活動全体のエネルギー使用状況を管理する。
- エ有料道路の出口では無線通信によって自動的に料金計算が行われる。
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✓ これが正解ウ再生可能エネルギーを地域内で有効活用するために,各家庭やオフィス,交通機関など地域活動全体のエネルギー使用状況を管理する。
解説
地域まるごとでエネルギーを賢く使う話です。
スマートコミュニティのスマートは、エネルギーを賢く使うという意味です。ですから、四つの記述のうちエネルギーに触れているものを探すだけで決まります。特徴として正しいのは、再生可能エネルギーを地域内で有効活用するために、各家庭やオフィス、交通機関など地域活動全体のエネルギー使用状況を管理するという記述です。肝になるのは、地域内でという範囲と、全体のという広がりです。一軒の家の中で完結する話ではありません。再生可能エネルギーは天候によって発電量が揺れますから、使う側の状況を測って、需要と供給を突き合わせる必要があります。その計測を担うのがスマートメータで、それらを束ねて電力網を賢くする仕組みがスマートグリッドです。残る三つは、どれも別の分野の情報化を一つずつ並べたもので、エネルギーにはまったく触れていません。情報技術を使っているかどうかではなく、エネルギーを地域で束ねているかどうかで選んでください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア医療データの保存に関して従来手書きであっ…:医療データの保存に関して、従来手書きであったカルテを電子媒体に記録するという話です。医療分野の情報化であって、紙をやめて電子にするという取組みにとどまり、電力や熱を扱ってはいません。
- イ国民の個人情報を登録しておくことで,転入…:国民の個人情報を登録しておくことで、転入や転出の手続などの行政サービスを簡略化するという話です。便利になる対象が行政の手続であり、地域のエネルギーを束ねる仕組みとは分野が違います。
- エ有料道路の出口では無線通信によって自動的…:有料道路の出口で、無線通信によって自動的に料金計算が行われるという話です。交通という語が重なるので紛れますが、自動で処理しているのは料金であって、使ったエネルギーではありません。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問71
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