平成26年度 秋期 午前 問68
ビジネスインダストリ
フィージビリティスタディの問題
新規ビジネスを立ち上げる上で実施するフィージビリティスタディはどれか。
- ア新規ビジネスに必要なシステム構築に対する IT 投資を行うこと
- イ新規ビジネスの採算性や実行可能性を,投資前に分析し,評価すること
- ウ新規ビジネスの発掘のために,アイディアを社内公募すること
- エ新規ビジネスを実施するために必要な要員の教育訓練を行うこと
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✓ これが正解イ新規ビジネスの採算性や実行可能性を,投資前に分析し,評価すること
解説
投資の前に、やれるかどうかを見極めます。
設問は、新規ビジネスを立ち上げる上で実施するフィージビリティスタディを選ばせています。feasibility は実行可能性を意味する語ですから、訳をそのまま当てはめれば、その事業がやれるのか、採算に乗るのかを、投資する前に確かめる作業だと分かります。判定の鍵は投資前という一句です。四つの記述を時間の順に並べ直すと、何をやるかを探す段階、やると決める前の見極め、やると決めた後の実行という三つの位置に振り分けられ、真ん中に置かれるものが一つだけ残ります。調査の中身も具体で押さえておきます。市場に需要があるか、規模はどれくらいか、実現できる技術が自社にあるか、初期投資をどれだけの期間で回収できるか、許認可や規制に触れないか、人を集められるか。どれか一つでも見込みが立たなければ、やらないという結論もこの作業の正しい答えです。やる前提で根拠を集めるのは見極めではなく、決めたことの後追いになります。よって、新規ビジネスの採算性や実行可能性を、投資前に分析し、評価することが当てはまります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア新規ビジネスに必要なシステム構築に対する…:必要なシステムを作るための投資を実行することを述べています。これはやると決めた後に着手する行為であり、やるかどうかを決めるために先立って行う見極めではありません。
- ウ新規ビジネスの発掘のために,アイディアを…:何をやるかの種を社内から広く募る取組みを述べています。対象がまだ定まっていない段階の活動で、特定の案について見込みを測る作業には至っていません。
- エ新規ビジネスを実施するために必要な要員の…:事業を回すための人を育てる作業を述べています。実施すると決まった後の準備にあたり、実施の可否を判断する材料を集める作業ではありません。
この問題の用語
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- 教育訓練仕事に必要な知識や技能を身につけてもらう取組みのことです。仕事をしながら学ぶOJTと、職場を離れて学ぶOff-JTがあります。
出典:平成26年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 春期 午前 問79:労働者派遣法に関する問題(教育訓練)
- 令和5年度 春期 午前 問69:フィージビリティスタディの問題(教育訓練)
- 平成28年度 春期 午前 問51:PMOに関する問題(教育訓練)
- 平成24年度 春期 午前 問80:労働者派遣法に関する問題(教育訓練)
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