平成24年度 春期 午前 問14
コンピュータ構成要素
ミラーリングに関する問題
RAID の分類において,ミラーリングを用いることで信頼性を高め,障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式はどれか。
- アRAID1
- イRAID2
- ウRAID3
- エRAID4
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✓ これが正解アRAID1
解説
複製で冗長性を持たせる RAID1 です。
RAID の分類は、データを何の単位で複数のディスクへ分散するかと、冗長性を複製で持つか計算した符号で持つかの二つの軸で並べると整理できます。設問はミラーリングを用いると述べていますので、後者の軸で複製を選んだ方式に定まります。同じ内容を二台のディスクへ書いておく方式が RAID1 です。片方が故障しても、もう一方に同じ内容がそのまま残っていますから、これを復元元として使えます。容量の半分を複製に充てる点は不利ですが、復元の手順はいちばん単純です。符号を計算して別のディスクへ置く方式は、故障したディスクの内容を計算で作り直しますので、同じ内容をもう一台に持つ複製とは仕組みが異なります。設問に冗長ディスクという語があっても、分かれ目はミラーリングかどうかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イRAID2:RAID2 は、ビット単位に分散したうえでハミング符号を組み合わせる方式です。冗長性を計算した符号で持たせており、同じ内容をそのまま複製する仕組みではありません。
- ウRAID3:RAID3 は、細かい単位に分散し、パリティを専用のディスク一台にまとめて置く方式です。復元はそのパリティからの計算で行いますので、複製を保つ方式とは分かれます。
- エRAID4:RAID4 は、ブロック単位に分散し、パリティを専用のディスク一台に置く方式です。分散する単位が違うだけで、冗長性の持ち方は計算による復元であり、複製ではありません。
この問題の用語
- ミラーリング複数台のディスクに同じデータを書き込み、1台が壊れても続けられる方式です。前日の状態へ戻す用途には向かず、バックアップとは目的が違います。
- RAID複数台のディスクを組み合わせて1つのように扱う仕組み。1台が壊れてもデータを保てるようにする使い方があります。
- 信頼性意図した動きと実際の結果が食い違わない度合い。情報セキュリティでは一貫しているという特性、機器ではRASISのRとして壊れにくさを指します。
出典:平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問14
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