平成25年度 春期 午前 問33
ネットワーク
RARPの機能
TCP/IP ネットワークにおける RARP の機能として,適切なものはどれか。
- アIP パケットが通信先の IP アドレスに到達するかどうかを調べる。
- イMAC アドレスから IP アドレスを求める。
- ウドメイン名とホスト名から IP アドレスを求める。
- エプライベート IP アドレスとグローバル IP アドレスを相互に変換する。
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✓ これが正解イMAC アドレスから IP アドレスを求める。
解説
MAC アドレスから IP アドレスを求めます。
名前の先頭に付いた一文字が逆を意味していますので、まず素のほうを思い出します。宛先の IP アドレスは分かっているのに、同じネットワークの中で実際に届ける相手の MAC アドレスが分からない、というときに使うのが ARP です。RARP はその向きを反対にしたもので、MAC アドレスのほうから IP アドレスを求めます。そんな場面がなぜあるのかというと、MAC アドレスはネットワークカードに焼き付けられていて電源を入れた瞬間から分かるのに対し、IP アドレスはネットワークの都合で後から割り当てるため、機械は自分の分を知らないからです。そこで、この MAC アドレスを持つ私に IP アドレスをください、と全体へ問い掛けます。この分野の略語は、何から何へ向かう矢印かを一本ずつ書き出すと並べられます。四つの選択肢には、届くかどうかを確かめる仕組み、MAC アドレスから IP アドレス、名前から IP アドレス、プライベートとグローバルの IP アドレスの変換が一つずつ当ててあります。矢印の入口に何が置かれているかを見てください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アIP パケットが通信先の IP アドレス…:指定した宛先まで届くかどうかを確かめる仕組みの説明です。途中で何が起きたかを知らせる役目であって、手元にある手掛かりから相手の住所を引き当てる働きではありません。
- ウドメイン名とホスト名から IP アドレス…:矢印の入口に置かれているのが機器番号ではなく、人が読める名前です。名前から IP アドレスを求めるのは DNS の役目で、求めるという同じ形の文になるだけに最も紛れます。
- エプライベート IP アドレスとグローバル…:プライベート IP アドレスとグローバル IP アドレスとを相互に入れ替える NAT の説明です。変換の前後がどちらも IP アドレスですので、機器に焼き付けられた番号は登場しません。
この問題の用語
- DNS人が読む名前と、機械が使う住所を対応づけて教えてくれる仕組み。これがないと、名前でつなぐことができません。
- NAT内側だけで使うアドレスと外向けのアドレスを、相互に変換する機能です。限られたグローバルアドレスを、内側の機器で共有できます。
- TCP相手に届いたかを確かめながら送る、信頼性を重んじた通信の約束事です。ポート番号でアプリを見分け、届かない分は送り直します。
- ドメイン名インターネット上の場所を、人が読める形で表した名前。通信するときはIPアドレスに変換してから使われます。
出典:平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問33
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問43:ポートスキャンに関する問題(TCP)
- 令和7年度 秋期 午前 問32:IPアドレスに関する問題(DNS)
- 令和6年度 春期 午前 問79:不正競争行為に該当するもの(ドメイン名)
- 平成26年度 秋期 午前 問32:NAPTに関する問題(NAT)
- 平成23年度 特別 午前 問34:NAPTの説明(NAT)
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