平成26年度 春期 午前 問47
開発技術
使用性を向上させる施策
ソフトウェアの使用性を向上させる施策として,適切なものはどれか。
- アオンラインヘルプを充実させ,利用方法を理解しやすくする。
- イ外部インタフェースを見直し,連携できる他システムを増やす。
- ウ機能を追加し,業務においてシステムが利用できる範囲を拡大する。
- エファイルを分散して配置し,障害によるシステム停止のリスクを減らす。
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✓ これが正解アオンラインヘルプを充実させ,利用方法を理解しやすくする。
解説
使う人にとってどうかを問うのが使用性です。
設問は、ソフトウェアの使用性を向上させる施策として適切なものを選ばせています。四つの肢はどれも改善として妥当なので、良い施策かどうかで選ぼうとすると一つも落ちません。問われているのは、その施策がどの品質特性に効くかという一点です。使用性は、分かりやすい、覚えやすい、間違えにくいといった、使う人の側から見た性質を指します。そこで、施策の目的語を一語だけ抜き出して表に当てると分かれます。適切な肢は、オンラインヘルプを充実させて利用方法を理解しやすくする、というものです。理解のしやすさや習得のしやすさは使用性の中身そのものですから、そのまま当たります。主語が人になっているのも手掛かりです。残る三つは、つなぎ先を増やすこと、できることを増やすこと、止まりにくくすることを述べており、どれも主語がシステムの側にあります。良い施策であることと、使用性に効くこととは別だと割り切ってください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ外部インタフェースを見直し,連携できる他…:連携できる他システムが増えるのは、つなぐ相手の広がりです。外部とのやり取りは楽になりますが、画面の分かりやすさや覚えやすさが変わるわけではありません。
- ウ機能を追加し,業務においてシステムが利用…:業務で使える範囲が広がるのは、できることが増えたということです。むしろ選ぶものが増えるぶん、操作の手順は込み入ったものになることさえあります。
- エファイルを分散して配置し,障害によるシス…:障害で止まる危険を減らす施策で、動き続けられるかという別の性質に効きます。止まりにくくはなりますが、動いている間の操作のしやすさは変わりません。
出典:平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問47
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