平成27年度 春期 午前 問57
システム監査
システム監査に関する問題
インプットコントロールの監査で,エディットバリデーションチェックが正しく機能しているかどうかの検証方法として,適切なものはどれか。
- ア許可された担当者以外はログインできないことを試行する。
- イ実際に例外データや異常データの入力を行う。
- ウ入力原票の承認印を確認する。
- エ入力対象データの件数とプルーフリスト上の合計件数を照合する。
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✓ これが正解イ実際に例外データや異常データの入力を行う。
解説
異常なデータを入れて弾かれるか試します。
設問は、インプットコントロールの監査で、エディットバリデーションチェックが正しく機能しているかどうかを検証する方法を選ばせています。エディットバリデーションチェックとは、入力されたデータが形式や桁数や範囲の決まりに合っているか、照合先に存在するかを確かめる、入力の妥当性確認の仕組みです。効いているかどうかを確かめる道は一つしかありません。わざと決まりから外れたデータを入れてみて、弾かれることを見ることです。ですから、実際に例外データや異常データの入力を行うという方法が当てはまります。入れてみる例としては、数値の欄に文字、十三番目の月、負の数量、桁が一つ多い値、登録されていない商品コード、上限ちょうどとその一つ上などがあります。弾かれれば働いており、通ってしまえば穴が残っていることになります。これはテストデータ法と呼ばれるシステム監査の技法です。設計書にそう書いてあることは、効いている証拠になりません。本番の環境で行うと偽のデータが残るので、事前の取り決めが必要です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア許可された担当者以外はログインできないこ…:許可された担当者以外はログインできないことを試す話で、確かめているのは誰が入力できるかという入口の統制です。入ってきたデータの中身が決まりに合っているかには触れていません。
- ウ入力原票の承認印を確認する。:入力原票に承認の印があるかを確かめる話で、入力してよいと認めたかどうかを見ています。人手で行う統制であって、プログラムに組み込まれた検査の働きを確かめるものではありません。
- エ入力対象データの件数とプルーフリスト上の…:入力対象の件数と一覧表の合計件数を突き合わせる話で、漏れなく処理されたかを見ています。数がそろっていることと、一件ごとの中身が決まりに合っていることは別なので紛れます。
この問題の用語
- システム監査情報システムが安全で正しく使われているかを、担当から独立した立場で点検し報告すること。直すべきところを見つけて伝えます。
- コントロール目的どおりに業務が進むように組み込む、決まりや点検、仕組みのことです。監査では、その整備と運用の状況が評価されます。
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
出典:平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57
同じ用語が出る問題
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