平成29年度 秋期 午前 問73
経営戦略
3PL(3rd Party Logistics)を説明したものはどれか。
- ア購買,生産,販売及び物流の一連の業務を,企業間で全体最適の視点から見直し,納期短縮や在庫削減を図る。
- イ資材の調達から生産,保管,販売に至るまでの物流全体を,費用対効果が最適になるように総合的に管理し,合理化する。
- ウ電子・電機メーカから,製品の設計や資材調達,生産,物流,修理などを一括して受託する。
- エ物流業務に加え,流通加工なども含めたアウトソーシングサービスを行い,また荷主企業の物流企画も代行する。
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✓ これが正解エ物流業務に加え,流通加工なども含めたアウトソーシングサービスを行い,また荷主企業の物流企画も代行する。
解説
第三者が荷主に代わって物流を引き受けます。
設問は、3PL を説明したものを選ばせています。番号の付いた用語は、一番目と二番目が誰かを先に埋めると輪郭が出ます。荷物を送り出す荷主が一番目、受け取る側が二番目ですから、三番目はそのどちらでもない外部の専門業者です。その業者が物流をまとめて引き受ける形を指します。運送を頼むこととの違いは任せる範囲にあります。どこからどこへ運べと指示するのではなく、どう運ぶのがよいかを考えるところから預けますので、倉庫をどこに置くか、在庫をどれだけ持つか、配送をどう組むかまで含みます。したがって、物流業務に加え、流通加工なども含めたアウトソーシングサービスを行い、また荷主企業の物流企画も代行するという記述が当てはまります。倉庫やトラックを自前で持つかどうかは条件ではありません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア購買,生産,販売及び物流の一連の業務を,…:購買から生産、販売、物流までの一連の業務を企業間で見直し、納期短縮や在庫削減を図るという内容です。取り組む主体は取引でつながる企業自身であり、外部へ預ける形ではありません。
- イ資材の調達から生産,保管,販売に至るまで…:調達から生産、保管、販売に至るまでの流れを費用対効果が最適になるよう総合的に管理するという内容です。管理する主体は自社のままですから、第三の当事者が代わって担う形になりません。
- ウ電子・電機メーカから,製品の設計や資材調…:電子・電機メーカから製品の設計や資材調達、生産、修理などを一括して受託するという内容です。引き受ける中身は製造の側であって、荷主に代わって物流を企画し運営することではありません。
この問題の用語
- アウトソーシング社内の仕事の一部または全部を、外部の専門企業に任せること。自社は本業に人と時間を集中でき、任せた側の効率も使えます。
- 調達必要なシステムや物品を、外部の事業者から手に入れる一連の手続です。情報提供の依頼、提案の依頼、選定、契約の順に進みます。
- 企画何のために作るのかを決め、進める形をまとめる最初の段階です。ここで業務の進め方そのものを見直すと、大きな改善につながります。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問73
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 秋期 午前 問63:SOAの説明(アウトソーシング)
- 令和4年度 春期 午前 問70:ファウンドリに関する問題(アウトソーシング)
- 平成28年度 春期 午前 問63:SOAの説明(アウトソーシング)
- 平成24年度 秋期 午前 問62:BPOの説明(アウトソーシング)
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