平成29年度 春期 午前 問75
企業活動
定量発注方式の特徴
定量発注方式の特徴はどれか。
- ア在庫量の把握は発注時期だけでよい。
- イ需要変動が大きい重点管理品目などに適用する。
- ウ発注時に需要予測が必要である。
- エ発注量には経済的発注量を用いると効果的である。
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✓ これが正解エ発注量には経済的発注量を用いると効果的である。
解説
量を固定するので経済的発注量が効きます。
設問は、定量発注方式の特徴を選ばせています。軸になるのは、その記述が量を固定する方式のものか、時期を固定する方式のものかという点です。名前が答えを半分持っています。定量発注方式は、在庫が発注点と呼ばれる水準まで減った時点で、いつも同じ量を発注するやり方で、固定されているのは量、動くのは時期です。対になる定期発注方式は、決まった周期が来るたびに、そのとき必要な量を計算して発注しますから、固定されているのは時期、動くのは量になります。量が決め打ちであれば、その量をいくつにすると一番安く済むかを一度決めておく意味が生まれます。発注一回当たりに掛かる費用と、在庫を抱え続けるために掛かる費用との合計が最も小さくなる量を経済的発注量と呼び、これを用いると効果的だと述べた記述が当てはまります。四つの記述を、量を固定する側と時期を固定する側に振り分けてから設問へ戻ってください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア在庫量の把握は発注時期だけでよい。:在庫を数えるのが発注の時だけで済むのは、時期を固定する方式のほうです。量を固定する方式では、発注点に届いたかどうかを知るために、在庫の残りを常に見ていなければなりません。
- イ需要変動が大きい重点管理品目などに適用す…:需要の振れが大きく、重点的に管理したい品目には、そのつど量を計算し直す方式を当てます。量を決め打ちにするやり方は需要が落ち着いている品目のほうに向いていますから、条件が合いません。
- ウ発注時に需要予測が必要である。:発注のたびに需要を見積もる必要があるのは、量を毎回決める方式のほうです。量があらかじめ決まっている方式では、その見積りを一回ごとにやり直す必要がありません。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問75
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