第40回 午後 問161
給食経営管理論
サイクルメニューに関する問題
社員の大半が利用している事業所給食において、サイクルメニューを導入する利点に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 1献立作成に要する時間を短縮できる。
- 2季節に応じたメニューの入れ替えが不要となる。
- 3食材料の発注業務を省力化できる。
- 4作業工程表の作成作業を省力化できる。
- 5調理作業の標準化が容易となる。
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✓ これが正解2季節に応じたメニューの入れ替えが不要となる。
解説
サイクルメニューでも、季節に応じた献立の入れ替えは必要です。
サイクルメニューは、一定の期間分の献立を作り、それを繰り返して使う方式です。同じ献立を繰り返すことで、献立作成から発注、作業計画、調理までの仕事を毎回ゼロから考えずにすむのが利点です。
献立作成にかかる時間が短くなり、使う食材料の種類や量が決まっているので発注業務も楽になります。作業工程表も繰り返して使え、同じ料理を何度も作ることで調理作業の標準化(手順や味をそろえること)も進めやすくなります。
しかし、旬の食材料は季節で変わり、価格や入手のしやすさも変わります。暑い時期と寒い時期では好まれる料理も違うため、サイクルメニューを使っていても、季節に応じて献立を入れ替えることは欠かせません。したがって、季節の入れ替えが不要となるという記述が誤りです。利点は作業の省力化と標準化、季節の見直しは続ける、と分けて覚えると判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1献立作成に要する時間を短縮できる。:決まった期間分の献立を繰り返し使うので、毎回新しく献立を作る手間が減ります。献立作成に要する時間を短縮できることは、サイクルメニューの代表的な利点です。
- 3食材料の発注業務を省力化できる。:繰り返す献立ごとに使う食材料の種類や量があらかじめ決まっているため、発注の内容を毎回一から考える必要がありません。発注業務を省力化できるのは利点として正しい記述です。
- 4作業工程表の作成作業を省力化できる。:同じ献立が繰り返し出てくるので、一度作った作業工程表をそのまま、または少し手直しして使えます。作業工程表を作る手間を省けるという記述は正しいものです。
- 5調理作業の標準化が容易となる。:同じ料理を何度も作るうちに、手順や味付けを一定にそろえやすくなります。調理作業をそろえやすくなることは、サイクルメニューを導入する利点にあたります。
出典:第40回 管理栄養士国家試験 午後(厚生労働省)問161(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
同じ用語が出る問題
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