平成25年度 秋期 午前 問70
経営戦略マネジメント
成熟期の特徴
プロダクトライフサイクルにおける成熟期の特徴はどれか。
- ア市場が商品の価値を理解し始める。商品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが,投資も必要である。
- イ需要が大きくなり,製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し,新品種の追加やコストダウンが重要となる。
- ウ需要が減ってきて,撤退する企業も出てくる。この時期の強者になれるかどうかを判断し,代替市場への進出なども考える。
- エ需要は部分的で,新規需要開拓が勝負である。特定ターゲットに対する信念に満ちた説得が必要である。
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✓ これが正解イ需要が大きくなり,製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し,新品種の追加やコストダウンが重要となる。
解説
需要が育ちきり競争と原価低減が主戦場になる時期です。
プロダクトライフサイクルの四つの時期は、売上の山をたどると順に並びます。成熟期は、需要がそれ以上は大きく広がらないところまで育った時期です。市場そのものが伸びないので、伸びしろは他社の取り分に移り、競争者どうしのぶつかり合いが激しくなります。だからこそ、他と違う特徴を打ち出すことと市場を細かく分けて狙うこと、そして品種を足すことやコストダウンが効いてきます。判定の軸は、その説明で市場がまだ広がっている最中なのか、広がりきって奪い合いに移っているのかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア市場が商品の価値を理解し始める。商品ライ…:買い手がようやく良さを分かり始め、品ぞろえも売り場も広げなければならない段です。広げるための持ち出しが必要だと述べているので、市場そのものがまだ大きくなっている最中であり、奪い合いの段ではありません。
- ウ需要が減ってきて,撤退する企業も出てくる…:求められる量が細っていき、市場から退く企業も現れる段です。残った者として立てるかどうかを見極め、別の市場へ移ることまで考えると述べており、需要が最も大きいところにある状態とは正反対になります。
- エ需要は部分的で,新規需要開拓が勝負である…:求められ方がまだ限られており、新しい買い手を掘り起こせるかどうかが勝負だと述べています。狙いを絞った相手に粘り強く説くという場面なので、多くの企業がぶつかり合う状態にはまだ至っていません。
この問題の用語
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
出典:平成25年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問70
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