平成22年度 秋期 午前 問68
経営戦略マネジメント
成長期の特徴
プロダクトライフサイクルにおける成長期の特徴はどれか。
- ア市場が商品の価値を理解し始める。商品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが,投資も必要である。
- イ需要が大きくなり,製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し,新品種の追加やコストダウンが重要となる。
- ウ需要が減ってきて,撤退する企業も出てくる。この時期の強者になれるかどうかを判断し,代替市場への進出なども考える。
- エ需要は部分的で,新規需要開拓が勝負である。特定ターゲットに対する信念に満ちた説得が必要である。
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✓ これが正解ア市場が商品の価値を理解し始める。商品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが,投資も必要である。
解説
成長期は売上が伸び、同時に投資も必要になります。
プロダクトライフサイクルでは、製品が世に出てから消えるまでを四つの時期に分けて考えます。まだ知られていない時期、受け入れられて広がる時期、行き渡って競い合う時期、そして需要が細っていく時期です。成長期は二番目にあたります。買い手が価値を認め始めて売上が伸びる一方、商品の品ぞろえも売る経路も広げなければならず、稼ぎが増えるのと同じだけ投じるお金も必要です。判定の軸は、述べられている姿が、需要の立ち上がりの段階なのか、行き渡ったあとの段階なのか、細っていく段階なのか、まだ知られていない段階なのかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ需要が大きくなり,製品の差別化や市場の細…:需要が大きくなったうえで、違いの打ち出しや客層の切り分けがはっきりし、値下げや品種追加で競い合うようになる姿を述べています。行き渡ったあとの奪い合いの時期にあたります。
- ウ需要が減ってきて,撤退する企業も出てくる…:需要が減ってきて、市場から抜けていく会社も現れる姿を述べています。次の市場へ移ることまで考える場面なので、広げるために投じていく時期とはちょうど逆向きになります。
- エ需要は部分的で,新規需要開拓が勝負である…:買い手がまだ限られており、新しい需要を掘り起こすことが勝負になる姿を述べています。売上が本格的に伸び始める前の、世に出したばかりの時期にあたります。
この問題の用語
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
出典:平成22年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問68
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