平成27年度 秋期 午前 問67
経営戦略マネジメント
コトラーの競争戦略に関する問題
コトラーの競争戦略によると,業界でのシェアは高くないが,特定の製品・サービスに経営資源を集中することによって,収益を高め,独自の地位を獲得することを戦略目標とする企業はどれか。
- アマーケットチャレンジャ
- イマーケットニッチャ
- ウマーケットフォロワ
- エマーケットリーダ
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✓ これが正解イマーケットニッチャ
解説
特定の隙間に資源を集めて独自の地位を築く企業です。
コトラーの競争戦略は、業界のシェアと立ち回りを組み合わせて競争地位を四つに分けます。設問はそのうちの一つ、マーケットニッチャを名指しています。見分けるときの軸は二つあります。一つ目は業界のシェアが大きいかどうか、二つ目は経営資源を広く配るか一点に集めるかです。シェアが小さくても、狙う相手と扱う製品を絞り、そこに資源を集中して独自の地位を確立する立ち回りがマーケットニッチャの姿です。大きな敵と正面から張り合うのではなく、他社が入って来にくい隙間を選び、その中では代わりのない相手になることを目指します。設問が求めているのは、この立ち回りに名前を付けたものです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アマーケットチャレンジャ:業界の上位を追う位置にいて、正面からシェアを奪いに行く立場を指します。資源を絞って独自の地位を狙う立ち回りとは、向きも規模も違います。
- ウマーケットフォロワ:上位の相手をまねる立場を指します。独自の地位を築くために資源を集中するのではなく、既に成功した動きに追従する型なので、狙いが異なります。
- エマーケットリーダ:業界の最大手として市場全体を導く立場を指します。シェアが高くない相手が独自の地位を築く型とは、そもそも前提が入れ替わっています。
出典:平成27年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問67
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