令和6年度 科目A 問19
企業活動
散布図に関する問題
図は,製品の製造上のある要因の値 x と品質特性の値 y との関係をプロットしたものである。この図から読み取れることはどれか。
散布図:
- 横軸 x・縦軸 y(原点 0)の座標に,33 個の点が打たれている。
- 点は左上(x が小さく y が大きい所)から右下(x が大きく y が小さい所)にかけて,幅のある帯になって散らばっている。帯は折れたり弧を描いたりせず,まっすぐ右下へ延びている。
- アx から y を推定するためには,2 次回帰係数の計算が必要である。
- イx から y を推定するための回帰式は,y から x を推定する回帰式と同じである。
- ウx と y の相関係数は正である。
- エx と y の相関係数は負である。
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✓ これが正解エx と y の相関係数は負である。
解説
点が右下がりに並ぶので、相関係数は負です。
散布図では、点の並ぶ向きで相関の正負を読み取ります。点が左上から右下へ帯になって並んでいるのは、x が大きくなるほど y が小さくなる傾向を示しています。このように一方が増えると他方が減る関係では、相関係数は負の値になります。点が右上がりに並べば正、まとまった向きが見えなければ0に近い値です。この図の帯は折れたり弧を描いたりせず、まっすぐ右下へ延びているので、直線的な負の関係と読めます。右下がりなら負、右上がりなら正、と点の傾きの向きで判定するのが散布図を読む基本です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アx から y を推定するためには,2 次…:点はまっすぐ右下へ延びる帯をなし、曲がった並びにはなっていません。直線の関係で表せる形なので、x から y を推定するのに2次の回帰式が必要だということは、この図からは読み取れません。
- イx から y を推定するための回帰式は,…:x から y を推定する回帰直線と、y から x を推定する回帰直線は、点が一直線上に完全に並ぶ場合を除いて一致しません。散らばりのある帯になっているこの図では、二つの回帰式は別のものになります。
- ウx と y の相関係数は正である。:相関係数が正になるのは、x が大きくなるにつれて y も大きくなる、右上がりの並びの場合です。この図の点は右下がりに並んでいるので、正の相関を示してはいません。
出典:令和6年度 基本情報技術者試験 科目A 問19
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