平成21年度 秋期 問17
ビジネスインダストリ
情報システムのサービスを行っている A 社は,B 社に対して表に示す分担で施設や機器などを提供する契約を締結した。A 社が提供するサービスの内容として,適切なものはどれか。
| 対象となる情報資産 | A社 | B社 |
|---|---|---|
| コンピュータや通信機器を設置する施設 | ○ | |
| 設置するコンピュータや通信機器 | ○ | |
| コンピュータ上で稼働する業務アプリケーション | ○ |
- アSaaS
- イシステム開発の受託
- ウハウジングサービス
- エホスティングサービス
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✓ これが正解エホスティングサービス
解説
機器の欄にも印が付いているので、貸す側の形になります。
表には三つの資産が並び、どちらが用意するかが示されています。一つ目は、機器を置くための施設でした。二つ目は、そこに置くコンピュータと通信の機器です。三つ目は、その上で動く業務の仕組みでした。施設と機器は提供する側、業務の仕組みは利用する側に印があります。つまり機器まで提供する側が用意している形になります。この形をホスティングサービスといい、この語を挙げた肢が当たります。利用する側は機器を買わずに済み、入れ替えの手配も必要ありません。その代わり、機器の細かい作りを自由には決められません。よく似た形として、利用者の機器を預かる形もあります。そちらは機器の欄が利用する側に付くので、表で見分けられます。シラバスも、二つの形を並べて用語に挙げています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アSaaS:業務のソフトウェアを回線越しに使わせる形を挙げた肢です。提供する側が仕組みまで用意する形になります。ところが表では、業務の仕組みは利用する側でした。三つ目の行と食い違います。誰が持つかで見分けられます。
- イシステム開発の受託:仕組みを作る仕事を引き受ける形というのが、この肢です。頼まれて設計し、作って納めるまでを担います。表が示すのは、施設と機器を継続して用意する形でした。作って渡す形とは続き方が違います。表の三行のどれとも噛み合いません。
- ウハウジングサービス:利用する側の機器を、提供する側の施設に置く形です。この場合、機器の欄には利用する側の印が付きます。ところが表では、機器も提供する側の欄にありました。だからこの形ではないと、表だけで決められます。境目は機器の持ち主という一点でした。
この問題の用語
- 情報システム業務に必要なデータを集め、処理し、伝えるための仕組み全体です。コンピュータや通信網だけでなく、それを使う人や業務の手順も含みます。
- 契約当事者の合意で成立する法的な約束のこと。原則として口頭でも成立し、契約書は内容を確かめる証拠になります。
- 情報資産組織にとって価値があり、守る対象になるもの。機密性などの観点で一つずつ評価し、扱い方を段階に分けて決めます。
- SaaSできあがったアプリを、インターネット越しに必要な分だけ使う形。利用者は開発もサーバの用意もしません。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問17(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 問56:ISMSに関する問題(SaaS)
- 平成30年度 秋期 (特別措置試験) 問9:クラウドコンピューティングの問題(SaaS)
- 平成30年度 春期 (特別措置試験) 問31(SaaS)
- 平成29年度 秋期 (特別措置試験) 問11:SaaSの説明(SaaS)
- 平成29年度 秋期 (特別措置試験) 問5:SNSに関する問題(SaaS)
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