平成25年度 秋期 (特別措置試験) 問30
サービスマネジメント
IT サービスマネジメントにおける管理サイクルを表すものはどれか。
- アITIL
- イPDCA
- ウSLA
- エSLCP
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✓ これが正解イPDCA
解説
設問に出てくる名詞と、形が合うものを四つから選びます。
設問が求めているのは、ぐるぐると回り続ける形のものです。サイクル、という言葉がその形を指しています。計画し、実行し、評価し、改善する、という四つの段をたどります。最後まで来たら最初へ戻るので、回り続ける形になります。PDCA は、まさにその回転そのものを表した言葉です。良い進め方を集めた手引書は、形でいえば本にあたります。中でこの回転を勧めてはいますが、回転そのものの名ではありません。品質を約束する書き物なら、紙という形になります。取り決めを残すためのもので、回るものではありません。企画から廃棄までの並びは、一本の道の形をしています。始まりから終わりへ進むので、戻って繰り返す形ではありません。つまり四つは、本と輪と紙と一本道の四つに分かれます。サイクルという形と同じなのは、輪だけです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アITIL:良い進め方を集めた手引書を挙げています。何をすべきかが書かれた、参照するための一冊です。中でこの回転を勧めてはいますが、名前ではありません。進め方の手引きを問われたなら、こちらが答えです。形でいえば本になります。
- ウSLA:提供する品質を約束した書き物を挙げています。利用する側と提供する側が、取り決めを残すための紙です。守るために回すことはあっても、それ自体は回りません。約束の文書を問われたなら、こちらが答えになります。形が紙になります。
- エSLCP:企画から廃棄までの並びを挙げています。始まりから終わりへ、順にたどる一本道です。戻って繰り返す形にはなっていません。一生の流れを問われたなら、こちらが答えです。終わりまで来たら次の一生に移ります。形でいえば一本の線になります。
この問題の用語
- PDCA計画、実行、点検、処置の四つを繰り返して改善を続ける進め方です。最後の処置は、仕組みや成果を継続的に改善する手を打つ段階です。
- サービスマネジメントITサービスを計画し、提供し、良くしていく一連の管理活動です。計画外の中断や品質の低下は、インシデントとして扱います。
- SLA提供する側と受ける側で、どの水準まで満たすかをあらかじめ取り決めた合意。緊急時の手順や、守れなかったときの扱いも決めておきます。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問30
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問46:問題管理の説明(サービスマネジメント)
- 令和7年度 問83:PDCAに関する問題(PDCA)
- 令和7年度 問37:SLAに関する問題(サービスマネジメント)
- 令和6年度 問86:PDCAに関する問題(PDCA)
- 令和5年度 問79:PDCAに関する問題(PDCA)
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