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第36回 問題67

介護の基本

個別性や多様性を踏まえた介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解2生活習慣は,生活してきた環境から理解する。

解説

生活習慣は、その人が生活してきた環境から理解します。

個別性や多様性を踏まえた介護の判断の軸は、一人ひとりの暮らし方や価値観は、その人が歩んできた人生や環境の中で形づくられてきたもので、それを尊重して支えるということです。同じ病気や障害があっても、その人らしい生活の姿は人によって違います。

生活習慣は、育った地域や家庭、仕事、住まいなど、その人が生活してきた環境の中で身についてきたものです。起きる時間や食事の好み、入浴の習慣などを、生活してきた環境から理解しようとすることは、個別性を踏まえた介護の基本にあたります。

ほかの記述は、一人ひとりの違いを狭くとらえたり、周りに合わせさせたりするものです。その人らしさを障害特性から判断すると、同じ障害のある人をひとまとめに見ることになります。生活歴は、子どものころからの人生全体を知ることで理解が深まるので、成人期以降に限るのは不十分です。生活様式を同居する家族と同一にしたり、衣服を施設の方針で統一したりすると、本人の好みや選択が尊重されません。

覚え方としては、個別性の問では、本人の歩みと環境から理解する記述を選び、障害の種類や家族・施設の都合で一律にそろえる記述を外す、と押さえておくと見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第36回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題67。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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