平成27年度 春期 午前Ⅱ 問19
サービスマネジメント
インシデントに関する問題
ITサービスマネジメントにおける,インシデント及びサービス要求管理の主な活動はどれか。
- アインシデントの影響を最小限にするための既知の誤り記録の作成
- イインシデントの解決とサービスの復旧
- ウインシデントの傾向分析と予防処置
- エインシデントの未知の根本原因の特定
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✓ これが正解イインシデントの解決とサービスの復旧
解説
インシデント管理の主な活動は、インシデントの解決とサービスの復旧です。
インシデント及びサービス要求管理の目的は、発生したインシデントに対して、できるだけ早くサービスを通常の状態に戻すことです。根本原因が分からなくても、回避策などを使ってまず利用者が業務を続けられるようにすることを優先します。原因の究明や再発の防止は、別の管理プロセスである問題管理の役割として切り分けられています。インシデントの解決とサービスの復旧はこの目的そのものなので、主な活動に当たります。早く戻すのがインシデントの側、原因を断つのが問題管理の側、と分けて覚えます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アインシデントの影響を最小限にするための既…:既知の誤りの記録を作成するのは、根本原因が分かった問題や回避策を記録として残す活動で、問題管理の側の仕事です。インシデントへの対応で参照はしますが、記録を作るのは別のプロセスです。
- ウインシデントの傾向分析と予防処置:インシデントの傾向を分析して予防処置をとるのは、インシデントが起きる前に原因を見つけて取り除く、問題管理の活動です。起きたインシデントから素早く復旧させる活動とは目的が違います。
- エインシデントの未知の根本原因の特定:インシデントの未知の根本原因を特定するのは、問題管理が担う調査の仕事です。インシデントへの対応では、原因が分からないままでもまずサービスの復旧を優先します。
この問題の用語
- インシデントサービスの計画外の中断や品質の低下、またはそのおそれがある出来事です。情報セキュリティでは、安全が損なわれるおそれが高いものを指します。
- 問題管理インシデントの未知の根本原因を突き止め、恒久的な対策を出す活動です。決められた時間内に復旧させるインシデント管理とは目的が違います。
- サービスマネジメントITサービスを計画し、提供し、良くしていく一連の管理活動です。計画外の中断や品質の低下は、インシデントとして扱います。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- 根本原因表に現れた問題を引き起こしている、大もとの原因のことです。ここを断たない限り、同じ問題が形を変えて繰り返し起きます。
出典:平成27年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問19
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問19(サービスマネジメント)
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問3:回帰分析の説明(根本原因)
- 令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問24:インシデントハンドリングの問題(インシデント)
- 平成30年度 春期 午前Ⅱ 問19:ITILに関する問題(問題管理)
- 平成23年度 特別 午前Ⅱ 問21(問題管理)
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