平成29年度 秋期 午前Ⅱ 問20
システム構成要素
SANに関する問題
SAN(Storage Area Network)におけるサーバとストレージの接続形態の説明として,適切なものはどれか。
- アシリアルATAなどの接続方式によって内蔵ストレージとして1対1に接続する。
- イファイバチャネルなどによる専用ネットワークで接続する。
- ウプロトコルはCIFS(Common Internet File System)を使用し,LANで接続する。
- エプロトコルはNFS(Network File System)を使用し,LANで接続する。
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✓ これが正解イファイバチャネルなどによる専用ネットワークで接続する。
解説
SAN はファイバチャネルなどの専用ネットワークでストレージを結びます。
SAN(Storage Area Network)は、サーバとストレージをファイバチャネルなどによる専用のネットワークで結び、複数のサーバからストレージをブロック単位で利用できるようにする構成です。見分ける軸は、接続がサーバ内蔵か、専用のネットワークか、LAN を使ったファイル共有かです。業務用の LAN とは別にストレージ専用の経路を設けるので、大量のデータ転送が LAN の通信に影響しにくくなります。ファイバチャネルなどによる専用ネットワークで接続するという説明は、この構成の特徴をそのまま表しています。ネットワークの種類と、データを扱う単位がブロックかファイルかの二つで見分けると判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アシリアルATAなどの接続方式によって内蔵…:シリアルATAなどでサーバの内蔵ストレージとして1対1に接続するのは、DAS と呼ばれる直接接続の形態の説明です。ネットワークを介さないため、複数のサーバでストレージを共有する SAN の構成とは異なります。
- ウプロトコルはCIFS(Common In…:CIFS を使って LAN で接続するのは、ファイルサーバとしてファイル単位で共有する NAS の形態です。業務と同じ LAN を使うので、ストレージ専用のネットワークを設ける SAN とは接続の仕方が異なります。
- エプロトコルはNFS(Network Fi…:NFS を使って LAN で接続する形態も、ファイル単位の共有を行う NAS の説明です。NFS は主に UNIX 系で使われるファイル共有のプロトコルで、ストレージ専用のネットワークを使う SAN とは別の方式です。
この問題の用語
- ストレージデータを保存しておく装置のことで、内蔵のディスクなどを指します。HDDやSSDのほか、ネットワーク越しに使う形のものもあります。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
- LAN事務所や家庭など、限られた範囲の中で機器をつなぐネットワークです。離れた拠点どうしを結ぶWANとは、ルータを介して接続します。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問20
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 春期 午前Ⅱ 問23:トランザクションに関する問題(プロトコル)
- 令和5年度 春期 午前Ⅱ 問22:クラウドサービス派生データの問題(ストレージ)
- 令和4年度 春期 午前Ⅱ 問24:コネクションが設定される場所(LAN)
- 令和4年度 春期 午前Ⅱ 問23:2相コミットプロトコルの問題(プロトコル)
- 平成25年度 秋期 午前Ⅱ 問23(ストレージ)
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