令和4年度 北海道 午前 問54
主な医薬品とその作用
ビタミンAに関する問題
ビタミン成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ビタミンAは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
b ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、腸管運動を促進する働きがある。
c ビタミンCの過剰症として、高カルシウム血症と異常石灰化がある。
d ビタミンDは、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な栄養素である。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 誤 正
- 2正 誤 正 誤
- 3誤 正 正 誤
- 4誤 誤 正 正
- 5正 正 誤 誤
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✓ これが正解5正 正 誤 誤
解説
aとbが正しい。高カルシウム血症はビタミンD、赤血球形成はB12
ビタミン成分(手引き第3章の滋養強壮保健薬)の知識で判断します。
aは正しい記述です。ビタミンAは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素です。bも正しく、ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用があり、また、腸管運動を促進する働きもあります。cは誤りです。過剰症として高カルシウム血症や異常石灰化が知られているのはビタミンDです。ビタミンCは、体内の脂質を酸化から守る作用(抗酸化作用)を示し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素です。dも誤りです。赤血球の形成を助け、神経機能を正常に保つために重要な栄養素はビタミンB12です。ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素です。
したがって、a正・b正・c誤・d誤の組み合わせが正解です。ビタミンDはカルシウムと骨、過剰になると高カルシウム血症、と一続きで覚えるとcとdの入れ替えに気づけます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 誤 正:dを正としていますが、赤血球の形成を助け神経の働きを保つのはビタミンB12で、ビタミンDは骨の形成を助ける栄養素なので誤りです。
- 2正 誤 正 誤:bを誤としていますが、ビタミンB1は炭水化物からエネルギーを作るのに欠かせず、腸の動きを促す働きもあるので、正しい記述です。cを正としていますが、高カルシウム血症や異常石灰化はビタミンDの過剰症で、ビタミンCのものではないため誤りです。
- 3誤 正 正 誤:aを誤としていますが、ビタミンAは暗い所での視力を保ち、皮膚や粘膜の働きを正常に保つのに大事な栄養素なので、正しい記述です。cを正としていますが、高カルシウム血症や異常石灰化はビタミンDの過剰症で、ビタミンCのものではないため誤りです。
- 4誤 誤 正 正:aを誤としていますが、ビタミンAは暗い所での視力を保ち、皮膚や粘膜の働きを正常に保つのに大事な栄養素なので、正しい記述です。bを誤としていますが、ビタミンB1は炭水化物からエネルギーを作るのに欠かせず、腸の動きを促す働きもあるので、正しい記述です。c・dの判定も食い違っています。
出典:令和4年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問54(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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