令和7年度 北海道 午前 問60
主な医薬品とその作用
一般用検査薬に関する問題
一般用検査薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 専ら疾病の診断に使用されることが目的とされる医薬品のうち、人体に直接使用されることのないものを体外診断用医薬品という。
b 一般の生活者が正しく用いて健康状態を把握し、速やかな受診につなげることで、疾病を早期発見するためのものである。
c 検体中に存在しているにもかかわらず、その濃度が検出感度以下であったり、検出反応を妨害する他の物質の影響等によって、検査結果が陰性となった場合を偽陰性という。
d 検査に用いる検体は、尿、糞便、鼻汁、唾液、涙液など採取に際して侵襲(採血や穿刺等)のないものである。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1誤 正 正 正
- 2正 誤 正 正
- 3正 正 誤 正
- 4正 正 正 誤
- 5正 正 正 正
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✓ これが正解5正 正 正 正
解説
a〜dはすべて正しい一般用検査薬の記述
手引き第3章の一般用検査薬の項を問う問題です。
aは正しく、専ら疾病の診断に使用されることが目的とされる医薬品のうち、人体に直接使用されることのないものを体外診断用医薬品といいます。体外診断用医薬品の多くは医療用検査薬ですが、一般用検査薬については、薬局又は医薬品の販売業(店舗販売業、配置販売業)において取り扱うことが認められています。bも正しく、一般用検査薬は、一般の生活者が正しく用いて健康状態を把握し、速やかな受診につなげることで、疾病を早期発見するためのものです。cも正しく、検体中に対象物質が存在しているにもかかわらず、その濃度が検出感度以下であったり、検出反応を妨害する他の物質の影響等によって、検査結果が陰性となった場合を偽陰性といいます。反対に、対象物質が存在していないにもかかわらず陽性となった場合を偽陽性といいます。dも正しく、検査に用いる検体は、尿、糞便、鼻汁、唾液、涙液など採取に際して侵襲(採血や穿刺等)のないものです。
したがって、すべて正とする組み合わせが正解です。一般用検査薬は、体に直接使わない、痛みを伴う採取をしない、診断ではなく受診につなげるためのもの、という性格を押さえると判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1誤 正 正 正:aを誤としていますが、疾病の診断に使う目的の医薬品のうち、人の体に直接使わないものを体外診断用医薬品と呼ぶので、aは正しい内容です。
- 2正 誤 正 正:bを誤としていますが、一般用検査薬は生活者が自分の健康状態を知り、早めの受診につなげて病気を早く見つけるためのものとされているので、bは正しい内容です。
- 3正 正 誤 正:cを誤としていますが、調べる物質があるのに、量が少なすぎたり反応を邪魔する物質があったりして陰性と出るのが偽陰性なので、cは正しい内容です。
- 4正 正 正 誤:dを誤としていますが、一般用検査薬に使う検体は尿や便、鼻汁、唾液、涙液のように、採血や針を刺すことなく採れるものなので、dは正しい内容です。
出典:令和7年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問60(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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