令和6年度 北海道 午後 問55
医薬品の適正使用・安全対策
副作用等報告に関する問題
医薬品医療機器等法第68条の10第2項の規定に基づき、登録販売者が行う医薬品の副作用等報告に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 報告様式は独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページから入手できる。
b 医薬品との因果関係が必ずしも明確でない場合であっても報告の対象となり得る。
c 安全対策上必要があると認めるときは、医薬品の過量使用や誤用等によるものと思われる健康被害についても、報告される必要がある。
d 令和3年4月から、ウェブサイトに直接入力することによる電子的な報告が可能となった。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 正
- 2誤 正 正 正
- 3正 誤 正 正
- 4正 正 誤 正
- 5正 正 正 誤
答えと解説を見る
✓ これが正解1正 正 正 正
解説
登録販売者による副作用等報告の4つの記述はすべて正しい。
医薬品医療機器等法第68条の10第2項に基づく医薬関係者の副作用等報告(手引き第5章 医薬品の安全対策)で判断します。この規定により、登録販売者も、医薬品の副作用などによると疑われる疾病等の発生を知った場合で、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるときは、厚生労働大臣に報告しなければなりません。
aは正しい記述で、報告様式は医薬品医療機器総合機構のホームページから入手できます。bも正しく、医薬品との因果関係が必ずしも明確でない場合であっても報告の対象となり得ます。cも正しく、安全対策上必要があると認めるときは、医薬品の過量使用や誤用などによるものと思われる健康被害についても報告がなされる必要があります。dも正しく、令和3年4月から、ウェブサイトに直接入力することによる電子的な報告が可能になりました。
4つとも正しいので、すべて正とする組み合わせが正解です。覚え方として、この報告は、因果関係がはっきりしなくても、誤用や過量使用によるものでも、必要と認めれば報告する、と報告の範囲を広くとらえるのがポイントです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2誤 正 正 正:aを誤としている点が違います。医薬関係者が使う報告の書式は、医薬品医療機器総合機構のホームページから手に入れることができます。
- 3正 誤 正 正:bを誤としている点が違います。薬のせいかどうかがはっきりしない段階でも、疑わしければ報告してよいとされており、bは正しい内容です。
- 4正 正 誤 正:cを誤としている点が違います。飲みすぎや使い方の誤りによると思われる健康被害も、安全対策のうえで必要と判断すれば報告すべきものとされています。
- 5正 正 正 誤:dを誤としている点が違います。紙の書式だけでなく、令和3年4月からはウェブ上の画面に入力して送る方法でも報告できるようになっています。
出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問55(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)