令和7年度 北海道 午後 問27
薬事関係法規・制度
薬剤師不在時間に関する問題
薬局に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して分割販売することは認められるが、医薬品をあらかじめ小分けし、販売することは認められない。
b 薬剤師不在時間内に限り、登録販売者でも第一類医薬品を販売することができる。
c 薬剤師不在時間内は、薬局の管理を行う薬剤師が、薬剤師不在時間内に当該薬局において勤務している従事者と連絡ができる体制を備えなければならない。
d 地域連携薬局とは、医師若しくは歯科医師又は薬剤師が診療又は調剤に従事する他の医療提供施設と連携し、地域における薬剤及び医薬品の適正な使用の推進及び効率的な提供に必要な情報の提供及び薬学的知見に基づく指導を実施するために一定の必要な機能を有し、その所在地の都道府県知事の認定を受けた薬局である。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 正
- 2正 誤 正 正
- 3正 正 誤 誤
- 4誤 誤 正 誤
- 5誤 正 誤 正
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✓ これが正解2正 誤 正 正
解説
a・c・dが正、bは登録販売者は第一類を販売できないので誤りです。
薬局の業務の決まりは、手引きの第4章(医薬品の販売業の許可)で扱われます。分割販売の可否、薬剤師不在時間の扱い、地域連携薬局の定義を押さえて判断します。
aは正しく、特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して分割販売することは認められますが、医薬品をあらかじめ小分けし、販売する行為は無許可製造、無許可製造販売に該当するため認められません。bは誤りです。薬剤師不在時間内は、調剤室を閉鎖するとともに、要指導医薬品や第一類医薬品を販売・授与することはできず、登録販売者が第一類医薬品を販売できるようになるわけではありません。第一類医薬品の販売は常に薬剤師が行います。cは正しく、薬剤師不在時間内は、薬局の管理を行う薬剤師が、その時間内に薬局で勤務している従事者と連絡ができる体制を備えなければなりません。dも正しく、地域連携薬局とは、他の医療提供施設と連携し、地域における薬剤及び医薬品の適正な使用の推進及び効率的な提供に必要な情報の提供と薬学的知見に基づく指導を行うための一定の機能を有し、所在地の都道府県知事の認定を受けた薬局です。
したがって、a正・b誤・c正・d正の組み合わせが正解です。薬剤師がいない時間は第一類も要指導も売れない、と覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 正 正:b も正としていますが、薬剤師が不在の時間帯でも、第一類医薬品を登録販売者が売れるようにはなりません。この時間は第一類医薬品の販売そのものができません。
- 3正 正 誤 誤:c・d を誤り、b を正としています。不在時間に管理薬剤師と従事者が連絡できる体制は必要で、地域連携薬局は都道府県知事の認定を受けた薬局なので、どちらも正しい記述です。
- 4誤 誤 正 誤:a・d を誤りとしていますが、求めに応じた開封分割販売は認められ、あらかじめの小分けは認められないという a も、地域連携薬局の定義を述べた d も正しい内容です。
- 5誤 正 誤 正:a・c を誤りとし、b を正としています。分割販売の扱いも不在時間の連絡体制も正しく、登録販売者が第一類医薬品を売れるとする b が誤りです。
出典:令和7年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問27(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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