令和8年度 北海道 午後 問1
人体の働きと医薬品
気道に関する問題
呼吸器系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 鼻腔から気管支までの呼気及び吸気の通り道を気道という。
b 扁桃はリンパ組織が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルスに対する免疫反応が行われる。
c 肺自体には肺を動かす筋組織があり、拡張・収縮して呼吸運動が行われている。
d 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、代わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1誤 正 誤 誤
- 2正 誤 正 正
- 3誤 正 正 誤
- 4正 正 誤 正
- 5誤 誤 正 正
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✓ これが正解4正 正 誤 正
解説
a・b・dが正、cは肺に筋組織がないので誤り
手引き第2章の呼吸器系の範囲で判断します。呼吸器系は鼻腔から肺までの器官で、どこまでを気道と呼ぶか、肺がどのように膨らむのかが問われています。
aは正しい記述です。鼻腔から気管支までの空気の通り道を気道といい、咽頭・喉頭までを上気道、気管から下を下気道と分けます。bも正しく、咽頭の後壁にある扁桃はリンパ組織が集まってできていて、入ってきた細菌やウイルスに対する免疫反応が行われます。cは誤りです。肺そのものには肺を動かす筋組織がなく、自力では動けません。横隔膜や肋間筋が胸の中の容積を変えることで、肺が拡張・収縮して呼吸運動が行われます。dは正しく、肺胞の壁を通して血液中の二酸化炭素が肺胞気へ移り、代わりに酸素が赤血球に取り込まれます。これがガス交換です。
したがって、a正・b正・c誤・d正の組み合わせが正解です。肺は筋肉を持たず、横隔膜と肋間筋に動かしてもらう臓器だと覚えておくと、cのような記述を見抜けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1誤 正 誤 誤:aを誤としていますが、鼻腔から気管支までの通り道を気道と呼ぶので、正しい記述です。dを誤としていますが、肺胞で二酸化炭素を出し酸素を取り込む仕組みの説明として、正しい記述です。
- 2正 誤 正 正:bを誤としていますが、扁桃はリンパ組織の集まりで、侵入した病原体への免疫反応の場になるため、正しい記述です。cを正としていますが、肺には自ら動くための筋組織がないので、誤りです。
- 3誤 正 正 誤:aを誤としていますが、鼻腔から気管支までの通り道を気道と呼ぶので、正しい記述です。cを正としていますが、肺には自ら動くための筋組織がないので、誤りです。dを誤としていますが、肺胞で二酸化炭素を出し酸素を取り込む仕組みの説明として、正しい記述です。
- 5誤 誤 正 正:aを誤としていますが、鼻腔から気管支までの通り道を気道と呼ぶので、正しい記述です。bを誤としていますが、扁桃はリンパ組織の集まりで、侵入した病原体への免疫反応の場になるため、正しい記述です。cを正としていますが、肺には自ら動くための筋組織がないので、誤りです。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問1(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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