平成21年度 秋期 午前 問63
システム戦略
情報戦略に関する問題
情報戦略の立案時に,必ず整合性をとるべき対象はどれか。
- ア新しく登場した情報技術
- イ基幹システムの改修計画
- ウ情報システム部門の年度計画
- エ中長期の経営計画
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✓ これが正解エ中長期の経営計画
解説
情報戦略は、長い目で見た会社全体の方向と足並みをそろえます。
情報戦略は、事業をどう伸ばしていくかという会社全体の道筋に、情報の使い方を重ねて組み立てるものです。立案の場面で、必ず整合性をとるべき相手は何かを問うているので、その相手は、時期の長さと視野の広さの両方で、情報戦略の上に立つものでなければなりません。長い期間を見据えて、会社全体の進む方向と重点を定めた計画が、その相手にあたります。これに合わせて、どこに情報を使うか、どんな順で仕組みを作るかを決めていく、という段取りが、正しい向きの関係になります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア新しく登場した情報技術:新しく登場した情報技術だと述べています。技術の動向は情報戦略を組み立てるときの材料になりますが、戦略の上に立って足並みを合わせる相手ではなく、方向の背骨とはなりません。
- イ基幹システムの改修計画:基幹システムの改修計画だと述べています。これは情報戦略の下で組まれる個別の計画にあたり、そこと合わせに行くと、戦略と個別施策の上下が入れ替わってしまいます。
- ウ情報システム部門の年度計画:情報システム部門の年度計画だと述べています。これは短い期間の運用の計画で、視野の広さと時期の長さの両方で、情報戦略が合わせにいく相手としては軽く、上には立ちません。
この問題の用語
- 情報戦略情報をどう活かして経営の目標に近づくかを定める方針です。立てるときは、中長期の経営計画と必ず足並みをそろえます。
- 情報システム業務に必要なデータを集め、処理し、伝えるための仕組み全体です。コンピュータや通信網だけでなく、それを使う人や業務の手順も含みます。
- 部門組織の中で、仕事の種類や担当ごとに分けられたまとまりです。専門ごとに分ける分け方と、製品や地域ごとに分ける分け方があります。
- 経営計画会社がどこへ向かい、何をするのかを定めた計画です。情報戦略は、この中長期の計画と整合を取って立てられます。
出典:平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問63
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