平成27年度 秋期 午前 問64
システム企画
要件定義に関する問題
要件定義において,利用者や外部システムと,業務の機能を分離して表現することで,利用者を含めた業務全体の範囲を明らかにするために使用される図はどれか。
- アアクティビティ図
- イオブジェクト図
- ウクラス図
- エユースケース図
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✓ これが正解エユースケース図
解説
利用者と機能を分けて枠で囲む図です。
要件定義の入口では、まず何を作り、何を作らないかの線を引きます。その線を引くために描くのが正解のユースケース図です。この図には三つの部品がそろっています。外側に置く、人型や外部システムを表す記号。内側に置く、楕円で表した業務の機能。そして両者を隔てる四角い枠です。枠の外に利用者を置き、枠の中に機能を置くので、利用者と機能が分かれた形で一枚の絵に収まります。枠そのものがシステムの境界になるため、どこまでが対象でどこからが外かが目で見て分かります。設問が求めているのは、利用者を含めた業務全体の範囲を明らかにする図ですから、境界を描く部品を持っているかどうかだけが決め手になります。UML の図は、誰が登場するかで三つに分けて覚えると迷いません。利用者が登場する図、中身の構造を表す図、中身の動きを表す図です。要件定義で使うのは利用者と一緒に見て合意できる図なので、利用者が登場する側が選ばれます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アアクティビティ図:処理の順序や分岐、並行して進む部分を描く図で、流れ図に近い形をしています。仕事の手順は表せますが、対象の内と外を隔てる部品を持っていません。
- イオブジェクト図:ある瞬間に存在する実体と、そのときの値を書き留める図です。設計を詰める段で使うものであり、外にいる人を絵の中に登場させる仕組みがありません。
- ウクラス図:クラスと属性、操作、関連という静的な構造を表す図です。中身の組み立てを示すための図なので、どこまでを対象とするかという線は引けません。
この問題の用語
- 要件定義作るシステムに何を求めるかを決める工程。業務の進め方だけでなく、稼働率や復旧までの時間といった条件も書き出します。
出典:平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問64
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問46:要件定義に関する問題(要件定義)
- 令和7年度 春期 午前 問66:準委任型が適切であるとされるもの(要件定義)
- 令和6年度 秋期 午前 問66:UMLに関する問題(要件定義)
- 令和6年度 秋期 午前 問51:スコープの管理の活動(要件定義)
- 令和5年度 春期 午前 問66:共通フレームに関する問題(要件定義)
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