平成31年度 春期 午前 問71
ビジネスインダストリ
デジタルツインに関する問題
IoT 活用におけるディジタルツインの説明はどれか。
- アインターネットを介して遠隔地に設置した 3D プリンタへ設計データを送り,短時間に複製物を製作すること
- イシステムを正副の二重に用意し,災害や故障時にシステムの稼働の継続を保証すること
- ウ自宅の家電機器とインターネットでつながり,稼働監視や操作を遠隔で行うことができるウェアラブルデバイスのこと
- エディジタル空間に現実世界と同等な世界を,様々なセンサで収集したデータを用いて構築し,現実世界では実施できないようなシミュレーションを行うこと
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✓ これが正解エディジタル空間に現実世界と同等な世界を,様々なセンサで収集したデータを用いて構築し,現実世界では実施できないようなシミュレーションを行うこと
解説
現実の物や場を、デジタル空間に写して動かして試す仕組みです。
デジタルツインは、現実の世界にある物や場を、そっくりそのままデジタル空間の中に写し取って、そこで動きを試したり結果を見たりできるようにする仕組みです。写し取るときの土台になるのは、現実の側にあるさまざまなセンサから集まってくるデータで、温度、位置、稼働の状態などが刻々と反映されていきます。この写しの上でシミュレーションを回すと、現実では起こすのに費用や時間や危険が伴うような場面でも、事前に結果を見て学べるようになります。狙いは、写しの世界と現実の世界を切り離して二つ用意しておくことではなく、二つを繋げてお互いを行き来させ、現実では実施しにくい試行を予行できるようにするところにあります。正解の肢は、この写しの世界とその上でのシミュレーションを述べたもので、この仕組みの骨格をそのまま押さえています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アインターネットを介して遠隔地に設置した …:インターネットを介して遠隔地に設置した3Dプリンタへ設計データを送り、短時間に複製物を製作することだと述べています。これは物を実際に作る話で、現実の写しを空間に置いて動かす仕組みとは軸が違います。
- イシステムを正副の二重に用意し,災害や故障…:システムを正副の二重に用意し、災害や故障時にシステムの稼働の継続を保証することだと述べています。これはシステムを二重にする冗長化の話で、現実の写しをデジタル空間に持たせる仕組みではありません。
- ウ自宅の家電機器とインターネットでつながり…:自宅の家電機器とインターネットでつながり、稼働監視や操作を遠隔で行うことができるウェアラブルデバイスのことだと述べています。これは身に着ける遠隔操作の機器の話で、現実の写しをデジタル空間に持たせる仕組みではありません。
この問題の用語
- 監視機器や利用者の動きを継続して見て、記録に残しておくこと。稼働状況や性能を見張り、異常に早く気づいて対応するために行います。
出典:平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問71
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