令和4年度 春期 午前 問64
システム戦略
キャッシュフローに関する問題
IT 投資効果の評価方法において,キャッシュフローベースで初年度の投資によるキャッシュアウトを何年後に回収できるかという指標はどれか。
- アIRR(Internal Rate of Return)
- イNPV(Net Present Value)
- ウPBP(Pay Back Period)
- エROI(Return On Investment)
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✓ これが正解ウPBP(Pay Back Period)
解説
回収までの期間を表す指標が答えです。
設問は、キャッシュフローを基にした IT 投資効果の評価方法として挙げられた四つの指標の中から、初年度の投資によるキャッシュアウトを何年後に回収できるかを表すものを選ばせています。選択肢にはそれぞれ英語のつづりが添えられているので、見分けの軸は、その英語が時間の長さを表す語を含んでいるか、それとも割合や金額を表す語で組み立てられているか、という一点だけです。設問が求めているのは何年後かという時間の長さです。正解は PBP で、添えられた Pay Back Period のうち Period が期間を表しています。投じた資金が戻るまでの年数が短いほど、その投資は早く元を取れることになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アIRR(Internal Rate of…:IRR には Internal Rate of Return というつづりが添えられています。Rate は割合を表す語なので、この指標が示すのは投資に対する利回りの高さであり、何年かかるかという時間の長さではありません。
- イNPV(Net Present Valu…:NPV には Net Present Value というつづりが添えられています。Value は価値、すなわち金額を表す語なので、示されるのは差引きでいくら残るかという額であって、年数を答える設問の求めには合いません。
- エROI(Return On Invest…:ROI には Return On Investment というつづりが添えられています。投じた額に対してどれだけの見返りがあったかという割合を表す組立てで、元が戻るまでの年数を示すものではありません。
この問題の用語
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64
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