平成21年度 秋期 午前 問24
ハードウェア
論理回路に関する問題
二つの入力と一つの出力をもつ論理回路で,二つの入力 A,B がともに 1 のときだけ,出力 X が 0 になるものはどれか。
〔図〕論理回路(原典は箱の絵。入力 A・B の2本が左から入り,出力 X の1本が右へ出る。
箱の中身は示されていない)
A ──→┌───┐
│ │──→ X
B ──→└───┘- アAND 回路
- イNAND 回路
- ウOR 回路
- エXOR 回路
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✓ これが正解イNAND 回路
解説
AND 回路の出力を裏返した NAND 回路です。
入力が二つなので、組合せは四通りしかありません。設問が求めている出力を先に書き出すと、二つとも 1 の行だけが 0 で、残りの三行はすべて 1 になります。この形は、二つとも 1 のときにだけ 1 を出す AND 回路の出力を、そっくり上下入れ替えたものです。名前の先頭に付く N は、出力を反転させるという印です。したがって当てはまるのは NAND 回路になります。確かめ方は単純で、四つの選択肢の出力をこの四行の表に一つずつ当て、四行とも一致するものだけを残します。図には箱と線しか描かれておらず中身が示されていないため、絵をたどるのではなく設問の文だけで決まる型の問です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アAND 回路:両方の入力がそろって 1 になった場合にだけ 1 を出す回路です。求められている出力とは四行すべてで値が逆になり、ちょうど裏返しの関係になります。
- ウOR 回路:どちらか一方でも 1 であれば 1 を返す回路です。0 が現れるのは両方とも 0 の行だけで、設問が 0 を求めている行とはまったく別の場所になります。
- エXOR 回路:二つの値が食い違うときにだけ 1 を返す回路です。両方 1 で 0 になる点までは合っていますが、両方 0 のときも 0 になるため、設問が付けた限定に反します。
この問題の用語
- OR数学の手法を使って、いくつかの案から最も有利なものを選ぶ考え方です。期待される費用や利益を計算して比べるときに使います。
出典:平成21年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問24
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