平成21年度 春期 問94
企業活動
業務分析に関する問題
〔中問B・会員データの分析〕〔ストラテジ〕表の性別年代別利用者数一覧の分析として,適切なものはどれか。
〔中問B の記述(抜粋・再掲)〕作成した会員利用分析表のデータを基に,表に示す性別年代別利用者数一覧を作成した。人数は延べ人数であり,1 か月間の利用回数を表している。
| 性別 | 年代 | 人数(人) |
|---|---|---|
| 男性 | 20 代 | 56 |
| 男性 | 30 代 | 114 |
| 男性 | 40 代 | 227 |
| 男性 | 50 代 | 295 |
| 男性 | 小計 | 692 |
| 女性 | 20 代 | 100 |
| 女性 | 30 代 | 215 |
| 女性 | 40 代 | 348 |
| 女性 | 50 代 | 227 |
| 女性 | 小計 | 890 |
- ア女性 30 代は,男性 40 代よりも利用者が多い。
- イ同年代で比較すると,すべての年代で女性の利用者の方が多い。
- ウ男性は 50 代,女性は 40 代の利用者が最も多い。
- エ年代別利用者数を比較すると,男性女性ともに 50 代の利用者が最も多い。
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✓ これが正解ウ男性は 50 代,女性は 40 代の利用者が最も多い。
解説
すべて、と言い切る肢は、反例を一つ探せば倒れていきます。
四つの言い分を、表の数字に一つずつ当てていきます。女性の三十代は二百十五で、男性の四十代は二百二十七でした。だから前者のほうが多いとする読みは、そのまま崩れます。同じ年代で比べればすべて女性が多い、という言い分も崩れました。五十代だけは男性が二百九十五で、女性の二百二十七を上回ります。男性は五十代、女性は四十代が最も多い ── これは正しい読みです。男性の中では二百九十五が、女性の中では三百四十八が最大になります。その組を述べた肢が当たり、二つとも表の数字と揃いました。どちらも五十代が最も多い、と読む肢は女性のほうで崩れます。五十代の女性は二百二十七にとどまり、四十代の三百四十八に届きません。業務分析では、強い言い切りほど先に反例を探すのが早道です。数字を二つ拾うだけで、二つの肢が同時に落ちました。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア女性 30 代は,男性 40 代よりも利…:女性の三十代が、男性の四十代より多いとします。どちらも中ほどの年代で、確かに近い数でした。ところが二百十五と二百二十七で、逆になります。十二だけ、男性の四十代のほうが多いのです。男性の四十代を問われたなら、これが答えです。
- イ同年代で比較すると,すべての年代で女性の…:同じ年代なら、すべて女性が多いとしています。三つの年代までは、確かにそのとおりでした。ところが五十代だけ、男性のほうが多くなります。二百九十五と二百二十七で、はっきり開きました。三つの年代までなら、この言い分が通ります。
- エ年代別利用者数を比較すると,男性女性とも…:どちらも五十代が最も多いとしています。男性については、確かにそのとおりでした。ところが女性は、四十代のほうが多いのです。三百四十八と二百二十七で、大きく開きます。男性だけを問われたなら、これが答えです。
この問題の用語
- 業務分析いまの業務の流れや費用を調べて、どこを直せばよいかを明らかにする作業です。ORやIEといった手法が使われます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問94
同じ用語が出る問題
- 平成29年度 秋期 (特別措置試験) 問1:業務分析に関する問題(業務分析)
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- 平成28年度 春期 (特別措置試験) 問18:意思決定に関する問題(業務分析)
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