平成25年度 春期 (特別措置試験) 問3
経営戦略
企業内の経営資源を統合的に管理し,最適化することで効率的な経営活動を実現するための手法はどれか。
- アBPR
- イERP
- ウRFP
- エSLA
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✓ これが正解イERP
解説
手法を聞かれた問では、文書を指す名を先に落とせます。
問われているのは、経営の資源を通して見るための手法です。ERP は、名前の真ん中に資源という語を持っています。人と物と金と情報を、一つの仕組みでまとめて扱います。だから、統合的に管理して最適化する肢が当たります。部門ごとに別々だった帳簿を、一本につなぐ考え方です。残る三つのうち、手法を指すものは一つだけです。それは業務の手順を根本から作り直すという向きの語です。まとめて見ることと、壊して組み直すことは別の仕事です。あとの二つは、手法ではなく紙の名前でした。片方は、外の会社へ提案を出してほしいと頼むための紙です。もう片方は、提供する水準をあらかじめ約束する紙です。紙の名は、やり方を指しません。設問は手法を聞いているので、紙の名は形が合いません。四つは、手法二つと紙二つに割れています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アBPR:業務の手順を根本から見直す手法を挙げています。いまの流れを壊し、組み直すことを狙います。資源を通して見るという働きは持ちません。作り直しを問われたなら、こちらです。同じ手法ではありますが、向いている先が違います。
- ウRFP:外の会社へ提案を求めるための文書です。何を作ってほしいかを書いて外へ渡す紙にあたります。経営の資源を扱う仕組みそのものではありません。頼むときの紙を問われたなら、こちらが答えです。そもそも手法の側に立っていません。
- エSLA:提供する水準をあらかじめ取り決める文書です。どの程度の品質で保つのかを約束する紙です。運用が始まった後の取り決めにあたります。約束の紙を問われたなら、こちらが答えになります。こちらも手法ではなく、書面の名にあたります。
この問題の用語
- ERP会計や人事、生産といった社内の業務データを一つにまとめて管理するしくみです。部門ごとにばらばらだった情報を、全社で共有できます。
- BPRいまのやり方を前提にせず、業務の進め方を根本から作り直すことです。高い目標を立てて、最上位の業務機能と組織の形から検討します。
- RFP提案依頼書のこと。システムの調達で候補の会社に提案を求める文書で、選定の基準は提案を受け取る前に決めておきます。
- SLA提供する側と受ける側で、どの水準まで満たすかをあらかじめ取り決めた合意。緊急時の手順や、守れなかったときの扱いも決めておきます。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問3
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問20:システム開発におけるRFPの説明(RFP)
- 令和7年度 問31:ERPシステムの説明(ERP)
- 令和7年度 問17:BPRに関する問題(BPR)
- 令和5年度 問23(BPR)
- 令和2年度 10月 (特別措置試験) 問32:チャットボットに関する問題(ERP)
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