平成26年度 秋期 (特別措置試験) 問86
プロジェクトマネジメント
プロジェクトマネジメントの問題
〔中問A・ソフトウェアの開発作業〕〔マネジメント〕
Xソフトの開発が表1のとおりに進んだ場合,開始してから10日目の作業完了時までに計上する費用の累計を表すグラフとして,適切なものはどれか。
〔表1 Xソフト開発の作業(再掲)〕
作業 日数 費用 前作業 作業 日数 費用 前作業 A 2 5 なし E 5 6 D B 3 7 A F 2 5 A C 4 4 B G 6 6 D, F D 4 5 A H 7 12 C, E, G ※各作業に掛かった費用は,各作業完了時に計上する。
〔4つのグラフ(縦軸=費用の累計 0〜35/横軸=日数 1〜10)〕
ア 0(〜2日)→5(2〜4日)→10(4〜5日)→17(5〜6日)→22(6〜8日)→26(8〜10日) イ 0(〜2日)→5(2〜4日)→10(4〜5日)→17(5〜6日)→22(6〜9日)→26(9〜10日) ウ 5(1〜2日)→10(2〜3日)→18(3〜4日)→22(4〜6日)→26(6〜9日)→32(9〜10日) エ 5(1〜2日)→10(2〜3日)→18(3〜4日)→22(4〜7日)→25(7〜9日)→32(9〜10日)
- ア26に上がるのが8日目のグラフ
- イ26に上がるのが9日目のグラフ
- ウ1日目から5で始まり32に達するグラフ
- エ1日目から5で始まり,7日目に段が変わるグラフ
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✓ これが正解イ26に上がるのが9日目のグラフ
解説
左の端をまず見るだけで、四つのうちの半分が落ちます。
費用は作業が終わった時点で計上する、と設問が断っています。だから、まだ何も終わっていない初日の累計は0のままです。最初の作業が片づくのは2日目なので、そこではじめて段が上がります。初日から値が立っている絵は、この一文だけで外せます。残った絵は、最後の段がどこで上がるかだけが違います。そこで、それぞれの仕事が何日目に終わるのかを順に書き出します。先に済ませるものが片づけばすぐ次へ移る決まりなので、開始日は迷いません。書き出すと、五つ目に片づく仕事が終わるのは9日目だと分かります。よって最後の段が上がるのも9日目で、10日目まで値は動きません。費用の積み上がりを追う仕事は、プロジェクトマネジメントの一部です。絵を選ぶ問では、端から順に潰すと計算量がぐっと減ります。最後の段の位置だけが残ります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア26に上がるのが8日目のグラフ:最後の段が上がる位置が、1日ぶん手前に置かれている絵になっています。五つ目に片づく仕事が8日目に終わったとしたら形はどうなるかと問われたなら、こちらです。実際に終わるのは9日目なので、段の位置がその日数ぶんだけずれています。
- ウ1日目から5で始まり32に達するグラフ:初日からすでに値が立ち上がり、末尾も高いところまで伸びている絵です。計上の時点を読み違えたまま絵を選ぶと、こちらに引かれます。設問は終わった時点で計上すると書いているので、立ち上がりが早すぎます。
- エ1日目から5で始まり,7日目に段が変わる…:こちらも初日から値が立っており、途中の段の位置も入れ替わっています。計上の時点を読み違えると、こちらも候補に残ります。立ち上がりの一点だけで外れるため、途中を検める必要すらありません。
この問題の用語
- プロジェクトマネジメント期限のある一回限りの活動を目的どおりに終わらせるための管理。作業を分けて洗い出し、日程や費用や人の計画を立てて進めます。
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問86
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