令和6年度 問20
維持保全・長期修繕計画
推定修繕工事に関する問題
用語の定義に関する次の記述のうち、長期修繕計画作成ガイドラインによれば、適切なものはいくつあるか。
ア 推定修繕工事とは、長期修繕計画において、計画期間内に見込まれる修繕工事(補修工事(経常的に行う補修工事を除く。)を含む。)及び改修工事をいう。
イ 計画修繕工事とは、長期修繕計画に基づいて計画的に実施する修繕工事及び改修工事をいう。
ウ 大規模修繕工事とは、建物の全体又は複数の部位について行う大規模な計画修繕工事(全面的な外壁塗装等を伴う工事)をいう。
エ 推定修繕工事費とは、推定修繕工事に要する概算の費用をいう。
- 1一つ
- 2二つ
- 3三つ
- 4四つ
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✓ これが正解4四つ
解説
4つの用語の定義は、いずれもガイドラインの記述と一致します。
本問は、長期修繕計画作成ガイドライン(令和6年6月改定版)の用語の定義で、記述ア〜エを判定する問です。長期修繕計画作成ガイドラインは、国土交通省が示す、マンションの長期修繕計画の作り方と見直し方の手引きです。
記述アの推定修繕工事は、長期修繕計画において、計画期間内に見込まれる修繕工事(補修工事(経常的に行う補修工事を除く。)を含む。)及び改修工事をいうと定義されており、適切です。記述イの計画修繕工事は、長期修繕計画に基づいて計画的に実施する修繕工事及び改修工事で、適切です。記述ウの大規模修繕工事は、建物の全体又は複数の部位について行う大規模な計画修繕工事(全面的な外壁塗装等を伴う工事)で、適切です。記述エの推定修繕工事費は、推定修繕工事に要する概算の費用で、これも適切です。
したがって、適切なものは四つです。
見分け方としては、推定は計画の上で見込むもの、計画修繕は計画に基づいて実際に行うもの、大規模修繕は計画修繕のうち建物全体や複数の部位にわたるもの、と言葉の段階を整理しておくと、定義を入れ替えた記述にも気づけます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1一つ:一つとすると、四つの定義のうち三つを誤りと判断したことになります。推定修繕工事、計画修繕工事、大規模修繕工事、推定修繕工事費の定義は、どれもガイドラインの用語の定義と同じ内容です。
- 2二つ:二つとすると、定義どおりの記述を二つ誤りとみたことになります。たとえば推定の工事に経常的なものを除く補修工事が含まれる点や、大規模な工事が全面的な外壁塗装等を伴う点も、ガイドラインの記載と一致しています。
- 3三つ:三つとすると、定義どおりの記述を一つ誤りとみたことになります。計画修繕工事は計画に基づいて行う修繕と改修の工事、推定修繕工事費はその見込みの工事に要する概算の費用で、どちらもガイドラインのとおりです。
出典:令和6年度 管理業務主任者試験(一般社団法人マンション管理業協会)問20
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