令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問19
ソフトウェア開発管理技術
プロジェクトマネジメントの進捗管理や課題管理にだけでなく,サービスマネジメントのインシデント管理やサービス要求管理にも利用できる,次の特徴をもつOSSはどれか。
〔特徴〕
・実施すべきタスクをチケットとして扱い,起票,調査,解決,クローズなどの状態を用いて,タスクの進捗が管理できる。
・チケットを利用したワークフローが実現できる。
- アJenkins
- イRedmine
- ウSelenium
- エZabbix
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✓ これが正解イRedmine
解説
チケットで状態を管理しワークフローを作れるOSSは、Redmineです。
Redmine は、作業をチケットとして登録し、起票から調査、解決、クローズまでの状態を移しながら進捗を管理できるOSSです。チケットごとに担当者や期日を持たせ、状態の移り方の規則を決められるので、ワークフローとして運用できます。この仕組みは対象を選ばないため、プロジェクトの進捗管理や課題管理だけでなく、インシデントやサービス要求を一件ずつ受け付けて解決まで追う管理にも使えます。見分ける軸は、チケットによるタスク管理が中心の機能かどうかです。ビルドの自動化、ブラウザ操作の自動テスト、システムの監視を主な目的とするツールは、この特徴に当てはまりません。チケットと聞いたら Redmine と結び付けておくと選びやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アJenkins:Jenkins は、ソースコードの変更を受けてビルドやテストを自動で実行する、継続的インテグレーションのためのOSSです。作業をチケットとして起票し、状態を移しながら進捗を管理する道具ではありません。
- ウSelenium:Selenium は、Webブラウザの操作を自動化し、Webアプリケーションのテストなどに使うOSSです。テストの実行を自動化する道具であり、チケットによる進捗管理やワークフローを実現するものではありません。
- エZabbix:Zabbix は、サーバやネットワーク機器の状態を監視し、異常を検知して通知するOSSです。インシデントに気付くことには役立ちますが、タスクをチケットとして扱い、起票から解決までを管理する道具ではありません。
この問題の用語
- プロジェクトマネジメント期限のある一回限りの活動を目的どおりに終わらせるための管理。作業を分けて洗い出し、日程や費用や人の計画を立てて進めます。
- サービスマネジメントITサービスを計画し、提供し、良くしていく一連の管理活動です。計画外の中断や品質の低下は、インシデントとして扱います。
- インシデント管理起きた出来事を受け付け、記録し、元どおりに戻すまでを決まった流れで進めること。原因の追究は別の活動として分けます。
出典:令和7年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問19
同じ用語が出る問題
- 平成31年度 春期 午前Ⅱ 問19:事業関係管理に関する問題(サービスマネジメント)
- 平成30年度 春期 午前Ⅱ 問19:ITILに関する問題(インシデント管理)
- 平成28年度 春期 午前Ⅱ 問20:サービストランジション段階の説明(サービスマネジメント)
- 平成24年度 春期 午前Ⅱ 問20:ITILに関する問題(インシデント管理)
- 平成24年度 春期 午前Ⅱ 問19:サービスオーナに関する問題(インシデント管理)
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