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設計|システムアーキテクト試験

この分野には 47問あります。くり返し出ているものから並べています。

この分野だけ解く

この分野でくり返し出ている用語はパターン(16問)・アルゴリズム(4問)・プログラム言語(3問)・レビュー(3問)・作業(3問)です。問題が多い回は平成26年度 秋期(5問)・令和4年度 春期(4問)・平成28年度 秋期(4問)です。

変更が波及しない形に分け、型と物差しで確かめる

設計の良し悪しは、一部を変えたときに影響がどこまで広がるかで測ります。モジュールの分け方、オブジェクトの組み方、再利用できる型、品質の物差し、レビューの進め方を、この見方で通して整理します。

モジュール結合度は弱いほど、強度は強いほど独立性が高まります。必要なデータ項目だけを引数で渡すデータ結合が最も弱く、データ構造ごと渡す、制御パラメタで動きを左右する、共通域を参照する、の順に強まります。強度は一つの機能にまとまった機能的強度が最も強く、パラメタで処理を選ぶ論理的強度や、同じ時点に実行するだけでまとめたものは弱い側です。分割技法は、STS 分割や TR 分割がデータの流れに、ジャクソン法やワーニエ法がデータの構造に着目します。

オブジェクト指向では、共通の性質をくくり出して上位のクラスを作るのが汎化で、一種であると言える is-a の関係です。部品であると言える関係は part-of で、集約に当たります。上位の定義を受け継ぐのが継承、同じメッセージに相手ごとに違う応じ方をするのが多相性です。拡張には開き、修正には閉じるのが開放・閉鎖原則です。

デザインパターンは、設計でくり返し現れる問題と解決策の組です。GoF の 23 のパターンは生成・構造・振る舞いに分類され、アルゴリズムを差し替え可能なクラスにする Strategy、状態の変化を依存先へ通知する Observer などがあります。システム全体の骨組みを扱うのはアーキテクチャパターンで、画面と機能を分ける MVC などがあります。

品質は JIS X 25010 の特性で表し、決め手の言葉で見分けます。資源の量なら性能効率性、習得や操作のしやすさなら使用性、故障からの回復なら信頼性です。利用時の品質では、目標達成の正確さが有効性、それに使った資源を問うのが効率性です。現在は元の国際規格が改訂され、特性の構成が見直されています。

レビューは、一つ前の工程の成果物との整合を確かめ、人ではなく成果物を対象にします。作成者が手続を机上でたどるのがウォークスルー、役割と議長を決めるのがインスペクション、責任者を持ち回るのがラウンドロビンです。テスト仕様は、概要、項目、ケース、データと予想結果、実行手順の順に具体化します。

この分野で出た問題

正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。

年度から解く

この分野の問題は 16年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和7年度 春期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。