令和3年度 春期 午前Ⅱ 問7
経営戦略手法
ブルーオーシャン戦略の特徴
ブルーオーシャン戦略の特徴はどれか。
- ア価値を高めながらコストを押し下げる。
- イ既存の市場で競争する。
- ウ既存の需要を喚起する。
- エ競合他社を打ち負かす。
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✓ これが正解ア価値を高めながらコストを押し下げる。
解説
価値を高めながらコストを押し下げるのが、ブルーオーシャン戦略の特徴です。
ブルーオーシャン戦略は、競争の激しい既存市場で戦うのではなく、競争の無い新しい市場を創り出すことを目指す戦略です。既存の市場は血で赤く染まった海に、まだ誰もいない市場は青い海にたとえられます。見分ける軸は、既存の市場で競争するのか、新しい市場と需要を創るのかです。この戦略の中心にあるのは、買い手にとっての価値を高めながら、同時にコストを押し下げるという考え方です。業界で当たり前とされてきた要素を減らしたり取り除いたりしてコストを下げ、まだ提供されていない要素を付け加えて価値を高めます。ほかの選択肢は、いずれも既存の市場の中で競合と戦う発想を表しています。価値の向上とコストの低下を同時に追う、という一点を覚えておくと見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ既存の市場で競争する。:今ある市場の中でシェアを奪い合うのは、赤い海にたとえられる側の発想です。この戦略はライバルがいない場所に自ら市場をつくり出すことを狙うので、既存の市場で戦うという記述は特徴として正反対になります。
- ウ既存の需要を喚起する。:既存の需要を喚起することは、すでにある需要を競合と奪い合う発想にとどまります。ブルーオーシャン戦略は、これまで市場に無かった新しい需要を掘り起こすことを狙うので、特徴とは言えません。
- エ競合他社を打ち負かす。:競合他社を打ち負かすことを目標にするのは、既存市場での競争を前提にした発想です。ブルーオーシャン戦略は競争そのものを無意味にする新しい市場を目指すので、打ち負かす相手を想定しません。
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7
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