平成23年度 秋期 午前Ⅱ 問10
経営戦略手法
ブルーオーシャン戦略の説明
ブルーオーシャン戦略を説明したものはどれか。
- アいまだかつてない価値を提供することで競争のない市場領域を切り開く。
- イ競争優位を確立するために他社のどこよりも低いコストを実現する。
- ウベストプラクティスを取り入れることで品質向上やプロセス改善に結び付ける。
- エリーダ企業を模倣することで開発コストを削減し利潤の最大化を目指す。
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✓ これが正解アいまだかつてない価値を提供することで競争のない市場領域を切り開く。
解説
これまでにない価値で、競争のない市場領域を切り開く戦略です。
ブルーオーシャン戦略は、既存の市場で競合と同じ土俵で争うのではなく、これまでにない価値を提供することで、競争相手のいない新しい市場領域を切り開く戦略です。まだ争いのない広い市場を、青い海にたとえています。見分ける軸は、競争の中で勝とうとするのか、競争そのものがない市場を作ろうとするのかです。他社よりも低いコストの実現、ベストプラクティスの導入、リーダ企業の模倣は、いずれも既存の市場や競争を前提にした打ち手です。競争に勝つのではなく、競争のない場所を作る、と押さえると、ほかの戦略と取り違えません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ競争優位を確立するために他社のどこよりも…:他社のどこよりも低いコストを実現して競争優位を確立するのは、コストリーダーシップ戦略の説明です。既存の市場で競合と価格や費用の面で争うことが前提にあり、競争のない市場を作り出す発想とは逆向きです。
- ウベストプラクティスを取り入れることで品質…:ベストプラクティスを取り入れて品質向上やプロセス改善に結び付けるのは、他社や他部門の優れたやり方を手本にする改善の手法です。既存の業務を良くする取組みであり、新しい市場領域を生み出す戦略ではありません。
- エリーダ企業を模倣することで開発コストを削…:リーダ企業を模倣して開発コストを削減し、利潤の最大化を目指すのは、市場で先行企業の後を追う側が取る戦略の説明です。同じ市場で後を追う考え方なので、いまだかつてない価値で新市場を開く発想とは相いれません。
この問題の用語
- 改善悪いところを直して、より良い状態にすること。一度で終わらせず、計画・実行・評価・見直しを繰り返して続けるのが基本です。
出典:平成23年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問10
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