令和4年度 北海道 午後 問53
医薬品の適正使用・安全対策
新有効成分含有医薬品に関する問題
企業からの副作用の報告に関する以下の表について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
○ 企業からの副作用症例報告
| 重篤性 | 報告期限 国内事例 | 報告期限 外国事例 | ||
|---|---|---|---|---|
| 医薬品によるものと疑われる副作用症例の発生 | 使用上の注意から予測できないもの | 死亡 | ( a ) | ( a ) |
| 重篤(死亡を除く) | 15日以内 | 15日以内 | ||
| 非重篤 | 定期報告 | / | ||
| 使用上の注意から予測できるもの | 死亡 | 15日以内 | / | |
| 重篤(死亡を除く):新有効成分含有医薬品として承認後( b ) | 15日以内 | / | ||
| 市販直後調査などによって得られたもの | 15日以内 | / | ||
| 重篤(死亡を除く):上記以外 | ( c ) | / | ||
| 非重篤 | / | / |
- 1a=7日以内 b=2年以内 c=15日以内
- 2a=7日以内 b=3年以内 c=30日以内
- 3a=15日以内 b=2年以内 c=30日以内
- 4a=15日以内 b=3年以内 c=15日以内
- 5a=15日以内 b=3年以内 c=30日以内
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✓ これが正解3a=15日以内 b=2年以内 c=30日以内
解説
aは15日以内、bは2年以内、cは30日以内が入る
企業からの副作用症例報告の期限は、手引き第5章の医薬品の安全対策の項にある報告期限の表で判断します。原則は15日以内で、例外として30日以内のものがある、という構造を押さえるのがポイントです。
aには15日以内が入ります。使用上の注意から予測できない副作用で死亡に至ったものは、国内事例も外国事例も15日以内に報告します。予測できないものは重篤であれば死亡を含めて15日以内、と一続きで覚えられます。
bには2年以内が入ります。使用上の注意から予測できる副作用でも、重篤なもの(死亡を除く)のうち、新有効成分含有医薬品として承認を受けてから2年以内のものは、15日以内に報告します。市販直後調査などによって得られたものも15日以内です。
cには30日以内が入ります。使用上の注意から予測できる重篤な副作用(死亡を除く)で、上の二つの場合に当たらないものは、30日以内の報告です。
したがって、15日以内、2年以内、30日以内の組み合わせが正解です。表の中で30日以内は予測できる重篤例の残りだけ、と覚えると、空欄の位置から迷わず選べます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1a=7日以内 b=2年以内 c=15日以内:aに7日以内、cに15日以内を入れています。予測できない死亡例の期限は国内外とも15日以内で、予測できる重篤例の残りの期限は30日以内です。bだけが合っています。
- 2a=7日以内 b=3年以内 c=30日以内:aの7日以内とbの3年以内が違います。予測できない死亡例は15日以内で、15日以内の対象になる新有効成分含有医薬品は承認後2年以内のものです。
- 4a=15日以内 b=3年以内 c=15日以内:bの3年以内とcの15日以内が違います。新有効成分含有医薬品の区切りは承認後2年以内で、それ以外の予測できる重篤例は30日以内の報告です。
- 5a=15日以内 b=3年以内 c=30日以内:aとcは合っていますが、bが違います。予測できる重篤な副作用で15日以内の報告となるのは、新有効成分含有医薬品として承認されてから2年以内のものです。
出典:令和4年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問53(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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