令和5年度 北海道 午後 問16
人体の働きと医薬品
口腔内崩壊錠に関する問題
医薬品の剤形に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a カプセル剤は、カプセル内に散剤や顆粒剤、液剤等を充填した剤形であり、内服用の医薬品として広く用いられている。
b 散剤を服用するときは、飛散を防ぐため、あらかじめ少量の水(又はぬるま湯)を口に含んだ上で服用したり、何回かに分けて少しずつ服用するなどの工夫をするとよい。
c 口腔内崩壊錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
d 軟膏剤は、油性の基剤で皮膚への刺激が弱く、適用部位を水から遮断したい場合等に用いる。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1誤 正 正 誤
- 2正 正 誤 誤
- 3誤 誤 正 正
- 4正 正 誤 正
- 5正 誤 正 正
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✓ これが正解4正 正 誤 正
解説
a・b・dが正、cはトローチなどの説明なので誤り
剤形ごとの特徴(手引きの人体の働きと医薬品の章の剤形ごとの違い)で判断します。
aは正しい記述です。カプセル剤はカプセルの中に散剤や顆粒剤、液剤などを充填した剤形で、内服用として広く使われています。bも正しく、散剤は飛び散りやすいので、あらかじめ少量の水(又はぬるま湯)を口に含んでから飲む、何回かに分けて少しずつ飲むなどの工夫をするとよいとされています。cは誤りです。薬効を期待する部位が口の中や喉で、飲み込まずに口の中で舐めて徐々に溶かすのは、トローチやドロップの使い方です。口腔内崩壊錠は口の中の唾液で速やかに溶ける錠剤で、溶けたものを唾液と一緒に飲み込みます。水なしで飲めるため、水分摂取が制限される場合にも使いやすい剤形です。dは正しく、軟膏剤は油性の基剤で皮膚への刺激が弱く、患部を水から遮断したい場合などに用います。
したがって、a正・b正・c誤・d正の組み合わせが正解です。口腔内崩壊錠は溶かして飲み込む、トローチは舐めて溶かす、と終わり方の違いで区別できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1誤 正 正 誤:a を誤り、c を正、d を誤りとしています。カプセル剤と軟膏剤の説明は正しく、舐めて溶かして使うのはトローチなどなのでcは誤りです。
- 2正 正 誤 誤:d を誤りとしていますが、軟膏剤は油性の基剤で刺激が弱く、患部を水から遮断したいときに使うという説明は正しい内容です。
- 3誤 誤 正 正:a・b を誤り、c を正としています。カプセル剤の構造と散剤の飲み方の工夫はいずれも正しく、口腔内崩壊錠は溶けたものを飲み込むのでcは誤りです。
- 5正 誤 正 正:b を誤り、c を正としています。散剤は水を先に口に含むなどして飛散を防ぐのでbは正しく、口の中で舐めて溶かすのはトローチなのでcは誤りです。
出典:令和5年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問16(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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