令和8年度 北海道 午後 問12
人体の働きと医薬品
チュアブル錠に関する問題
医薬品の剤形及び適切な使用方法に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形である。
b 外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きにくいという特徴がある。
c 顆粒剤は、粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水等で飲み込む。
d 経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 正
- 2誤 正 正 正
- 3正 誤 正 正
- 4正 正 誤 正
- 5正 正 正 誤
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✓ これが正解3正 誤 正 正
解説
a・c・dが正、bは外用液剤は乾きやすいので誤り
手引き第2章の剤形ごとの違いと適切な使用方法の範囲で判断します。
aは正しい記述です。チュアブル錠は口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形で、水なしでも服用できます。bは誤りです。外用液剤は軟膏剤やクリーム剤に比べて患部が乾きやすいという特徴があります。乾きにくいとしている点が逆です。軟膏剤やクリーム剤は患部を覆って保護するのに対し、液剤は塗り広げたあと乾く、と考えると区別しやすくなります。cは正しく、顆粒剤は粒の表面がコーティングされているものもあるため、噛み砕かずに水などで飲み込みます。dも正しく、経口液剤はすでに有効成分が液中に溶けたり分散したりしているので、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されます。そのぶん血中濃度が上がりやすく、習慣性や依存性のある成分を含むものは本来の目的と異なる使い方に注意が必要です。
したがって、a正・b誤・c正・d正の組み合わせが正解です。外用液剤は乾きやすい、顆粒剤は噛まない、経口液剤は吸収が速い、と剤形ごとの特徴を一言で言えるようにしておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 正 正:bを正としていますが、外用液剤は軟膏剤・クリーム剤より患部が乾きやすいので、乾きにくいは誤りです。ほかの記述の正誤は正解と一致しています。
- 2誤 正 正 正:aを誤としていますが、チュアブル錠は舐めたり噛み砕いたりして飲む剤形なので、正しい記述です。bを正としていますが、外用液剤は軟膏剤・クリーム剤より患部が乾きやすいので、乾きにくいは誤りです。
- 4正 正 誤 正:bを正としていますが、外用液剤は軟膏剤・クリーム剤より患部が乾きやすいので、乾きにくいは誤りです。cを誤としていますが、表面をコーティングした粒もあるので噛まずに飲み込むという説明は、正しい記述です。
- 5正 正 正 誤:bを正としていますが、外用液剤は軟膏剤・クリーム剤より患部が乾きやすいので、乾きにくいは誤りです。dを誤としていますが、経口液剤は成分がすでに溶けており吸収が比較的速いので、正しい記述です。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問12(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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