平成25年度 春期 午前 問55
サービスマネジメント
SLAの説明
SLA を説明したものはどれか。
- アIT サービスマネジメントのベストプラクティスを集めたフレームワーク
- イ開発から保守までのソフトウェアライフサイクルプロセス
- ウサービス及びサービス目標値に関するサービス提供者と顧客間の合意
- エ品質マネジメントシステムに関する国際規格
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✓ これが正解ウサービス及びサービス目標値に関するサービス提供者と顧客間の合意
解説
提供者と顧客が目標値まで含めて結ぶ合意です。
SLA は、提供する側と受け取る側が、サービスの内容とその目標値について取り交わす合意です。押さえどころは二つあります。一つは、規格でも手引きでもなく当事者どうしの取り決めであること。もう一つは、数値が入ることです。稼働している割合を九十九・九パーセントとする、障害の一次回答は三十分以内とする、月次の報告は翌月の決まった日までに出す、といった具合に、測れる形で書きます。守れなかったときの扱いまで決めておくのがふつうです。こうしておいて初めて、サービスが良いか悪いかを言い争わずに判定できます。決めて、測って、見直すという一連の営みはサービスレベル管理と呼ばれ、SLA はその土台になります。似た略語や枠組みと並べられたときは、それが何であるかを名詞で言い切ると切り分けられます。合意なのか、手引きなのか、工程の枠組みなのか、規格なのかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アIT サービスマネジメントのベストプラク…:ITIL にあたり、うまくいったやり方を集めた手引きの説明です。設問の語はこの中で解説される考え方の一つなので、親と子を取り違えさせる作りになっています。
- イ開発から保守までのソフトウェアライフサイ…:SLCP にあたり、企画から保守までの工程と用語をそろえるための枠組みです。頭の二文字が重なるため、文字づらだけを見ると最も紛らわしい相手になります。
- エ品質マネジメントシステムに関する国際規格:品質の仕組みについて定めた国際規格を指しています。規格は当事者どうしの約束ではありませんから、誰と誰が何を取り決めたのかという軸が抜け落ちます。
この問題の用語
- SLA提供する側と受ける側で、どの水準まで満たすかをあらかじめ取り決めた合意。緊急時の手順や、守れなかったときの扱いも決めておきます。
- サービスマネジメントITサービスを計画し、提供し、良くしていく一連の管理活動です。計画外の中断や品質の低下は、インシデントとして扱います。
- 保守動いているシステムを使い続けられるように、点検や修正、更新を続ける作業です。障害の修正だけでなく、環境の変化に合わせた手直しも含みます。
出典:平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問56:問題管理の活動(サービスマネジメント)
- 令和7年度 秋期 午前 問55:サービス可用性管理に関する問題(サービスマネジメント)
- 令和7年度 春期 午前 問55:サービス可用性に関する問題(SLA)
- 令和5年度 春期 午前 問56:サービスレベル目標に関する問題(SLA)
- 令和2年度 10月 午前 問64:クラウドサービスに関する問題(SLA)
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