平成29年度 秋期 午前 問67
経営戦略
KPIとKGIの適切な組合せ
営業部門で設定する KPI と KGI の適切な組合せはどれか。
〔選択肢の表〕
| KPI | KGI | |
|---|---|---|
| ア | 既存顧客売上高 | 新規顧客売上高 |
| イ | 既存顧客訪問件数 | 新規顧客訪問件数 |
| ウ | 新規顧客売上高 | 新規顧客訪問件数 |
| エ | 新規顧客訪問件数 | 新規顧客売上高 |
- アKPI=既存顧客売上高 / KGI=新規顧客売上高
- イKPI=既存顧客訪問件数 / KGI=新規顧客訪問件数
- ウKPI=新規顧客売上高 / KGI=新規顧客訪問件数
- エKPI=新規顧客訪問件数 / KGI=新規顧客売上高
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✓ これが正解エKPI=新規顧客訪問件数 / KGI=新規顧客売上高
解説
訪問件数が過程、売上高が結果の指標です。
設問は、営業部門で設定する KPI と KGI の適切な組合せを選ばせています。KGI は最後に到達したい結果を表す指標で、KPI はそこへ向かう途中の働きを測る指標です。この向きさえ固めれば、あとは二つの欄に置かれたものが結果の側の数か、過程の側の数かを見るだけで済みます。売上高は相手が買って初めて決まる結果の数であり、訪問件数は自分たちの行動で今日から動かせる過程の数です。したがって、新規顧客訪問件数を KPI に、新規顧客売上高を KGI に置いた組合せが当てはまります。よい KPI の条件は、自分たちで動かせること、すぐ数えられること、そして目指す結果につながっていることの三つです。組合せを問う問題では、向きを先に決めてから読んでください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アKPI=既存顧客売上高 / KGI=新規…:二つの欄のどちらにも売上高が置かれていて、結果を表す数だけが並んでいます。日々の行動で動かせる過程の数が無いため、途中で手を打つための物差しになりません。
- イKPI=既存顧客訪問件数 / KGI=新…:二つの欄のどちらにも訪問件数が置かれていて、過程を表す数だけが並んでいます。到達したい結果が示されていませんので、どこへ向かうのかが決まりません。
- ウKPI=新規顧客売上高 / KGI=新規…:置かれた二つは適切ですが、結果である売上高を途中の物差しに、過程である訪問件数を到達点に据えており、役割がそっくり入れ替わっています。
この問題の用語
- KPI目標へ向かう取組みの進み具合を測るための指標のことです。在庫日数や誤出荷率のように、途中で確かめられる数値を置きます。
- KGI最終的に達成したい目標そのものを表す指標のことです。そこへ向かう途中の進み具合を測るKPIとは、役割が違います。
- 部門組織の中で、仕事の種類や担当ごとに分けられたまとまりです。専門ごとに分ける分け方と、製品や地域ごとに分ける分け方があります。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問67
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問57:継続的改善に関する問題(KGI)
- 令和4年度 春期 午前 問56:保守性を表す指標に該当するもの(KPI)
- 令和3年度 秋期 午前 問62(KGI)
- 平成30年度 秋期 午前 問64:KPIの例(KPI)
- 平成23年度 特別 午前 問68:KPIに関する問題(KGI)
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