令和2年度 10月 午前Ⅱ 問16
企業活動
恒常的に成果に結び付けることのできる個人の行動や思考特性を定義したものはどれか。
- アSL理論
- イY理論
- ウコンピテンシモデル
- エマズローの欲求段階説
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✓ これが正解ウコンピテンシモデル
解説
成果につながる行動や思考の特性を定義したものがコンピテンシモデルです。
見分ける軸は、それぞれの理論やモデルが何を説明するために作られたかです。コンピテンシは、高い成果を恒常的に上げている人に共通して見られる行動や思考の特性を指し、それを職務や役割ごとに整理して定義したものがコンピテンシモデルです。知識や資格の有無ではなく、成果に結び付く実際の行動に着目するので、人材の採用、評価、育成の基準として使われます。恒常的に成果に結び付けることのできる個人の行動や思考特性を定義したもの、という設問の説明は、これに当たります。リーダの関わり方、人の見方、欲求の段階を説く理論とは目的が違い、成果を生む行動の型を定めたものを選ぶ、と覚えると見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アSL理論:SL理論は、部下の成熟度に応じて効果的なリーダシップスタイルが変わるとする理論です。リーダの関わり方を状況で選ぶ考え方であり、成果に結び付く個人の行動特性を定義したものではありません。
- イY理論:Y理論は、人は本来仕事を好み、目標に向けて自ら進んで努力するという人間観を示したものです。管理の前提となる人の見方についての理論であり、成果を生む行動や思考の特性を定義したものではありません。
- エマズローの欲求段階説:マズローの欲求段階説は、人の欲求が生理的なものから自己実現まで段階的に高まるとする理論です。動機付けの構造を説明するもので、成果に結び付く行動特性を定義したものではありません。
出典:令和2年度 10月 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問16
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