平成24年度 春期 (特別措置試験) 問6
システム戦略
プロセス間で受け渡されるデータの流れの視点から,業務やシステムを分析するために用いるモデリング手法はどれか。
- アBPR
- イDFD
- ウMRP
- エWBS
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✓ これが正解イDFD
解説
図の名は、そもそも何の流れを描くためのものかで見分けます。
設問が求めているのは、データの流れから仕事を読み解く描き方です。どこからどこへ何が渡るかを、矢印で結んで表します。この描き方を DFD と呼び、その略語を挙げた肢が当たります。処理と、蓄える場と、外とのやり取りを置いて組み立てます。最初の略語は、仕事のやり方を根本から作り直す進め方でした。組織も決まりも見直すもので、描き方の名ではありません。三つ目の略語は、必要な資材の数と時期を決める仕組みです。部品の表と在庫から計算するもので、これも描き方ではありませんでした。最後の略語は、仕事を細かく分けて並べた一覧を指します。分ける対象は作業であって、データの流れではありません。四つとも三文字の略語なので、何を描くのかで見分けます。描き方の名は、このうち一つだけでした。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アBPR:仕事のやり方を根本から作り直す進め方です。組織も決まりも見直す、確かに大きな取り組みでした。ところがこれは、進め方の名にあたります。何かを描くための手立てではありません。作り直す話なら、これが答えです。進め方の名でした。
- ウMRP:必要な資材の数と時期を決める仕組みです。部品の表と在庫から計算していきます。ところが出しているのは、買うべき数でした。データの流れを描くものではありません。資材を決める話なら、これが答えです。データの流れを追いません。
- エWBS:仕事を細かく分けて並べた一覧を指します。進める段取りを作るうえで、確かに必要でした。ところが分けている対象は、作業のほうです。渡されるデータを追ってはいません。作業を分ける話なら、これが答えです。渡されるデータではありません。
この問題の用語
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- BPRいまのやり方を前提にせず、業務の進め方を根本から作り直すことです。高い目標を立てて、最上位の業務機能と組織の形から検討します。
- WBS作業を階層的に細かく分けて、管理できる大きさにまとめた図です。順序関係を表す図ではなく、やることの範囲を漏れなく並べます。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問6
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