平成27年度 春期 (特別措置試験) 問9
法務
労働者派遣法に関する問題
商品の販売業務を行う労働者の就業形態のうち,販売業務を行う会社と雇用関係のある者を全て挙げたものはどれか。
〔就業形態〕
a アルバイト b 契約社員 c 派遣社員 d パートタイマ
- アa,b
- イa,b,d
- ウb
- エb,c
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✓ これが正解イa,b,d
解説
派遣だけが、雇う相手と指示を出す相手が別になります。
この問いの要は派遣で働く人の一つだけです。派遣で働く人は、派遣元の会社と雇用契約を結びます。働く先とのあいだにあるのは指揮命令の関係だけで、雇用関係はありません。だからそれを外した残りが答えになります。呼び名が違っても、直接その会社と契約を結んでいるかどうかが分かれ目です。シラバスは労働者派遣法の項を立て、契約の種類として派遣契約も挙げています。正社員かどうかと、契約の相手が誰かを混ぜないようにします。この型は、三つの丸と三本の線を描くと一目で片が付きます。働く人と送り出す会社を結ぶ線、送り出す会社と受け入れる会社を結ぶ線、そして働く人と受け入れる会社を結ぶ線です。三本目だけが仕事の指図であって、給料や休みの扱いは一本目の側に残ります。図を先に描いてから数え始めます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アa,b:短い時間で働く人を落とした組です。呼び名は違っても、その会社と直接契約を結んでいる点は変わりません。働く時間の長さは、その会社と交わした約束であることを左右しません。数える対象からは外れないと分かります。
- ウb:期間の定めがある一つだけを採った組です。直接契約を結んでいる人が三人いるので、二人を数え落としています。期間が区切られているかどうかは、相手が誰かとは別の話です。区切りの有無で数え分ける問いなら、また別の答えになります。
- エb,c:派遣で働く人を含み、直接契約の二人を落とした組です。含めるものと落とすものが、どちらも逆になっています。送り出す会社と受け入れる会社のどちらと結んでいるかを取り違えると、この組に着きます。図の一本目を先に引きます。
この問題の用語
- 労働者派遣法派遣で働く人を守るための法律で、雇うのは派遣元、仕事の指示は派遣先と定めています。同じ職場での受入れには3年という期間の制限があります。
- 契約当事者の合意で成立する法的な約束のこと。原則として口頭でも成立し、契約書は内容を確かめる証拠になります。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問9
同じ用語が出る問題
- 令和3年度 問12:労働者派遣法に関する問題(労働者派遣法)
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