令和元年度 秋期 (特別措置試験) 問11
システム戦略
KGIに関する問題
情報システム戦略において定義した目標の達成状況を測定するために,重要な業績評価の指標を示す用語はどれか。
- アBPO
- イCSR
- ウKPI
- エROA
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✓ これが正解ウKPI
解説
掲げた目標にどこまで近づけているかを測る指標がKPIです。
KPIは、情報システム戦略などで掲げた目標に、どこまで近づけているかを測るための指標です。目標そのものを数で表したKGIとは役割が違い、KPIは、そこへ至る途中の動きを測ります。たとえば売上を伸ばすという目標に対して、問い合わせの件数や商談の数を追いかけるといった形です。途中を測るからこそ、遅れに早く気づいて手を打てます。測れる形で置くこと、そして目標との結び付きが説明できることが、良い指標かどうかの分かれ目になります。KGIが山の頂だとすれば、KPIは途中の目印にあたります。頂に着いたかどうかは登り終えるまで分かりませんが、目印は途中で何度でも確かめられます。数が多すぎると何を追っているのか分からなくなるので、絞って置くことも大切になります。よって最も適切なのはKPIです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アBPO:これは、自社の業務の一部をまとめて外の会社へ任せることを指す言葉です。人事や経理といった仕事ごと預ける形を表しており、やり方についての言葉であって、達成のぐあいを測るための指標の名前ではありません。任せる相手の話です。
- イCSR:CSRは、企業が社会に対して負う責任を指す言葉です。環境への配慮や地域との関わりなど、利益の追求だけでは測れない務めを表します。果たすべき務めであって、達成度を測る物差しではありません。社会に対する務めです。
- エROA:これは、持っている資産をどれだけ効率よく利益に変えられたかを表す指標です。指標ではありますが、財務の側から会社全体を見るためのもので、掲げた目標へ近づけているかを追う役目は持ちません。見ている対象が違います。財務から見る指標です。
この問題の用語
- KPI目標へ向かう取組みの進み具合を測るための指標のことです。在庫日数や誤出荷率のように、途中で確かめられる数値を置きます。
- KGI最終的に達成したい目標そのものを表す指標のことです。そこへ向かう途中の進み具合を測るKPIとは、役割が違います。
- 情報システム戦略情報システムをどう整えて経営に役立てるかを、全社の視点で定めた方針です。個々のシステムの改修計画よりも上位に置かれます。
- BPO本業ではない社内業務を、まとめて外部の専門企業に任せること。アウトソーシングの一つの形で、本業に力を集中できます。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問11
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問35:ITガバナンスに関する問題(情報システム戦略)
- 令和8年度 問22(BPO)
- 令和7年度 問13:情報提供依頼に関する問題(KPI)
- 令和5年度 問8:KGIとKPIの組合せ(KGI)
- 平成30年度 春期 (特別措置試験) 問34:PDCAに関する問題(KGI)
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