令和5年度 春期 午前Ⅱ 問1
経営管理システム
SCMに関する問題
SCOR(Supply Chain Operations Reference model)で定義しているSCMに関する実行プロセスのうち,自社にとってのSourceに当たるものはどれか。
- ア資材などの購入
- イ受注と納入
- ウ納入後に発生する作業
- エプロダクトの生産,サービスの実施
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✓ これが正解ア資材などの購入
解説
Sourceは調達のプロセスで、資材などの購入に当たります。
SCORは、サプライチェーンの業務を共通の言葉で表すための参照モデルで、実行プロセスを、計画、調達、生産、配送、返品などの機能ごとに分けて定義しています。見分ける軸は、Sourceという語が指す業務の範囲です。Sourceは、自社が生産やサービスの提供に必要な資材や部品、サービスを外部から手に入れる調達のプロセスを指し、資材などの購入がこれに当たります。サプライチェーンを自社の側から見て、入ってくる物を扱うのが調達、自社の中で作るのが生産、出ていく物を扱うのが配送、と物の流れの向きで整理すると、どの記述がどのプロセスに当たるかを見分けやすくなります。SCMの全体像をこの流れで押さえておくと、似た問にも対応できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ受注と納入:受注と納入は、顧客から注文を受けて製品やサービスを届ける業務で、自社から外へ出ていく側の流れです。外部から資材などを手に入れるSourceではなく、配送の側の業務に当たります。
- ウ納入後に発生する作業:納入後に発生する作業は、製品を届けた後の段階で生じる業務です。生産やサービスの提供に必要な資材を外部から手に入れる業務ではないので、Sourceには当たりません。
- エプロダクトの生産,サービスの実施:プロダクトの生産やサービスの実施は、調達した資材を使って自社の中で製品やサービスを作り出す業務です。外部から手に入れる段階ではなく、その次の生産の段階に当たります。
この問題の用語
- SCM原材料の調達から生産、配送、販売までの流れを企業をまたいでまとめて管理するしくみです。在庫や納期の無駄を減らせます。
- サプライチェーン原材料から製造、販売、顧客に届くまでつながった一連の流れです。全体を見渡して管理すると、在庫の削減や納期の短縮につながります。
- 調達必要なシステムや物品を、外部の事業者から手に入れる一連の手続です。情報提供の依頼、提案の依頼、選定、契約の順に進みます。
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問1
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問13:SCMに関する問題(サプライチェーン)
- 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問1(SCM)
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