令和5年度 春期 午前Ⅱ 問11
ビジネス戦略と目標・評価
シックスシグマに関する問題
図は,シックスシグマの基本となる日常業務の効率や品質の向上を目指す継続的改善サイクルである。このサイクルのcに該当するフェーズはどれか。ここで,ア~エはa~dのいずれかに対応する。
改善サイクルの図(cの箱は太枠):
[定義] → [a] → [b] → [c] → [d]
↑ │
└──────────────────────────┘
(dから矢印がaに戻る)- ア改善
- イ測定
- ウ定着
- エ分析
答えと解説を見る
✓ これが正解ア改善
解説
定義・測定・分析・改善・定着の順に進むので、cは改善です。
シックスシグマの継続的改善サイクルは、定義、測定、分析、改善、定着の五つのフェーズで進みます。図は定義から始まり、a、b、c、dと進んで、dからaへ戻る形なので、aが測定、bが分析、cが改善、dが定着に当たります。見分ける軸は、改善に取り掛かる前に現状を測り、原因を分析するという順序です。まず問題を定義し、データで現状を測定し、ばらつきの原因を分析してから対策を講じ、その効果が続くように管理する、という流れになっています。定着の後は測定に戻り、改善の効果を確かめながらサイクルを回し続けます。測ってから原因を考え、直して根付かせる、と流れの意味で覚えると順序を取り違えません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ測定:測定は、定義した問題について現状のデータを集め、工程の実力を数値で把握するフェーズです。定義の直後に置かれるaに当たり、分析より前の段階なので、cには入りません。
- ウ定着:定着は、改善の効果が持続するように工程を管理し、元に戻らない仕組みを作るフェーズです。サイクルの最後に置かれるdに当たり、改善を実施するcの位置には入りません。
- エ分析:分析は、測定したデータから問題の原因を突き止めるフェーズです。測定の次のbに当たり、原因を特定した後に対策を講じるcより一つ前の段階です。
この問題の用語
- 継続的改善仕組みやサービスのできばえを、繰り返し高めていく活動。不適合をきっかけに原因を断つ是正処置とは違い、きっかけがなくても続けます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11
同じ用語が出る問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)