令和6年度 北海道 午後 問52
医薬品の適正使用・安全対策
緊急安全性情報に関する以下の記述
緊急安全性情報に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a A4サイズの青色地の印刷物で、ブルーレターとも呼ばれる。
b 医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達であり、一般用医薬品に関する緊急安全性情報が発出されたことはない。
c 厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される。
d 製造販売業者及び行政当局による報道発表、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による医薬品医療機器情報配信サービスによる配信、製造販売業者から医療機関や薬局等への直接配布、ダイレクトメール、ファックス、電子メール等による情報提供(1ヶ月以内)等により情報伝達されるものである。
- 1(a、b)
- 2(a、c)
- 3(b、c)
- 4(b、d)
- 5(c、d)
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✓ これが正解5(c、d)
解説
cとdが正しく、aは黄色地のイエローレター、bは発出例がある。
緊急安全性情報の性格(手引き第5章 医薬品の安全対策)で判断します。緊急安全性情報は、医薬品、医療機器又は再生医療等製品について、緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合に作成されるものです。
aは誤りです。緊急安全性情報はA4サイズの黄色地の印刷物で、イエローレターとも呼ばれます。青色地の印刷物でブルーレターと呼ばれるのは、一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な注意喚起や適正使用のための対応が必要な場合に作成される安全性速報です。bも誤りで、医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達である場合が多いものの、一般用医薬品にも関係する緊急安全性情報が発出されたことがあります(小柴胡湯による間質性肺炎に関するものなど)。cは正しく、厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定などに基づいて作成されます。dも正しく、報道発表、医薬品医療機器総合機構の医薬品医療機器情報配信サービスによる配信、製造販売業者から医療機関や薬局などへの直接配布、ダイレクトメール、ファックス、電子メールなどによる情報提供(1か月以内)により情報伝達されます。
正しいのはcとdなので、その組み合わせが正解です。覚え方として、緊急はイエロー、速報はブルー、と色で区別しておきます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、b):aもbも誤りです。緊急の注意喚起の文書は黄色の紙で、また小柴胡湯の例のように一般用医薬品にも関係して出されたことがあります。
- 2(a、c):aを選んでいる点が違います。作成の根拠を述べたcは正しいものの、緊急の注意喚起の文書は黄色の紙で、青い紙で配られるのは安全性速報です。
- 3(b、c):bを選んでいる点が違います。この情報は医療用の医薬品などに関するものが多いものの、小柴胡湯の例のように一般用医薬品にも関係して出されたことがあります。
- 4(b、d):bを選んでいる点が違います。伝え方を述べたdは正しいものの、一般用医薬品に関係する例が一度もないとするbは事実と合いません。
出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問52(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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