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令和7年度 北海道 午前 問32

主な医薬品とその作用

ヒマシ油に関する問題

瀉下薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ヒマシ油は、妊婦や3歳未満の乳幼児では使用を避けることとされている。

b センナ中に存在するセンノシドは、胃では分解されないが、小腸に生息する腸内細菌によって分解されて、小腸への刺激作用を示す。

c ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)は、糞便中の水分量を増して柔らかくする作用を期待して用いられる。

d カルメロースナトリウム(別名カルボキシメチルセルロースナトリウム)は、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくする作用を期待して用いられる。

(肢は a b c d の順の正誤)

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✓ これが正解3正 誤 正 正

解説

a・c・dが正。センノシドは大腸で分解され大腸を刺激、bは誤り

手引き第3章の腸の薬のうち、瀉下薬(下剤)の配合成分を問う問題です。

aは正しく、ヒマシ油は小腸刺激性瀉下成分で、急激で強い瀉下作用(峻下作用)を示すため、妊婦又は妊娠していると思われる女性、3歳未満の乳幼児では使用を避けることとされています。bは誤りです。センナ中に存在するセンノシドは、胃や小腸で消化されないものの、大腸に生息する腸内細菌によって分解され、分解生成物が大腸を刺激して瀉下作用をもたらすと考えられています。小腸に生息する細菌による小腸への刺激ではありません。cは正しく、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)は、腸内容物に水分が浸透しやすくする作用があり、糞便中の水分量を増して柔らかくすることによる瀉下作用を期待して用いられます。dも正しく、カルメロースナトリウムは膨潤性瀉下成分で、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくする作用を期待して用いられます。

したがって、a正・b誤・c正・d正の組み合わせが正解です。小腸を刺激するのはヒマシ油、大腸を刺激するのはセンナやダイオウ、と刺激する場所で分けて覚えると、bのような入れ替えに気づけます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:令和7年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問32(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。

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